過去ログ - 【モバマス】乃々「もりくぼは、輝子さんのことが………」輝子「…………」
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1: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:37:24.35 ID:Mjq0Hl4M0
基本百合ものです
地の文あり

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2: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:39:05.43 ID:Mjq0Hl4M0
1話『もりくぼの気持ち』

事務所

乃々「おはようございます………。………誰もまだ来てないみたいですね………」
以下略



3: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:40:04.43 ID:Mjq0Hl4M0
……あぁ……またです……
また、目を逸らしてしまいました……

いつからでしょうか、輝子さんと目が合わせられなくなったのは……
ある時から、輝子さんと目を合わせようとすると妙に恥ずかしくなって、思わず目を逸らしてしまいます……
以下略



4: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:40:43.85 ID:Mjq0Hl4M0
そう言って輝子さんはこちらの顔をのぞき込んできます………
心配してくれるのは嬉しいですが……やはり目を合わせることが出来ません。思わず目線を逸らしてしまいます………

乃々「………いえ、今日のお仕事について………」

以下略



5: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:42:18.25 ID:Mjq0Hl4M0
ガチャリ

まゆ「おはようございます……」

輝子「あ、まゆさん、おはよう………」
以下略



6: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:43:27.36 ID:Mjq0Hl4M0
__________________

ディレクター「カットー!撮影終了です!お疲れ様ー!」

乃々「お、お疲れ様でした……」
以下略



7: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:44:41.28 ID:Mjq0Hl4M0
凛「調子が良くなかったみたいだけど、大丈夫?」

乃々「あぅ……大丈夫です……
ご心配かけてすいません…………」

以下略



8: ◆O6aPCJnNQlBH[sage]
2017/02/07(火) 00:45:48.49 ID:Mjq0Hl4M0
喫茶店

お互いに頼んだドリンクを一口飲んだあたりで、凛さんが尋ねてきました

凛「それで………どうしたの?」
以下略



9: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:47:27.44 ID:Mjq0Hl4M0
乃々「…………………」

凛「ね?」

乃々「…………最近、輝子さんと目が合わせられないんです……」
以下略



10: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:49:04.17 ID:Mjq0Hl4M0
凛「…………輝子といえばさ、乃々がこの間のラジオで『好きですけど…』って言ってたよね」

乃々「す、好き!?!?と、突然何を言うんですか!?////」

凛「嫌いなの?輝子のこと」
以下略



11: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:50:01.34 ID:Mjq0Hl4M0
凛「乃々」

乃々「は、はい」

凛「乃々の気持ちは乃々の気持ちだから、私に全部は分からないけど、その気持ちは…『恋』なんじゃないかな」
以下略



12: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:50:47.97 ID:Mjq0Hl4M0
凛「まあ、私もこういうことは詳しくないからね……
まゆとかなら、わかるんじゃないかな」

乃々「そうですね……。聞いてみます……」

以下略



13: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:51:51.94 ID:Mjq0Hl4M0
翌日

気がつくと朝になっていました……。全然寝れた気がしないんですけど……
とにかく急いで準備しないと……

以下略



14: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:53:41.54 ID:Mjq0Hl4M0
乃々「今日はレッスンだけですよね……?」

P「ああ、そうだな。そろそろトレーナーも来る頃だろうし、卯月もいるから先にレッスンルームに行ってるといい」

乃々「分かりました…」
以下略



15: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:54:20.56 ID:Mjq0Hl4M0
レッスンルーム

乃々「失礼します……」

卯月「あ!乃々ちゃん!おはようございます!」
以下略



16: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:55:45.32 ID:Mjq0Hl4M0
このところ、人に迷惑をかけてばかりです……
……もりくぼの個人的な悩みで皆さんに気を使わせて……申し訳ないんですけど……
まゆさんも昨日ああは言ってましたけど、もりくぼは普段から頼ってばかりなのに、これ以上相談なんてしてもいいんでしょうか……

卯月「…………二人でストレッチでもしましょう!」
以下略



17: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:56:31.35 ID:Mjq0Hl4M0
卯月「…………悩みがあるなら、相談してくれていいんですよ?」

乃々「…………もりくぼ、そんなに顔に出てますか……?」

卯月「昨日凛ちゃんから、乃々ちゃんがちょっと悩んでるから気にかけてあげてって言われましたし……。すごく悩んでそうな顔してますよ」
以下略



18: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:57:17.95 ID:Mjq0Hl4M0
卯月「…………乃々ちゃん。誰だって一人で抱え込んでいたら、いつかは潰れてしまうんです。
だから、誰かに助けてもらって、自分は誰かを助けるんです。普通でしょう?」

乃々「でも、もりくぼの場合、助けてもらう一方でちっとも返せていないんですけど……」

以下略



19: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:57:52.75 ID:Mjq0Hl4M0
卯月「なら、良かったです!あ、今からお悩み相談してくれてもいいんですよ?」

乃々「そ、それは…」

そ、相談してみましょうか……。卯月さんは明るいですし……いいアドバイスがもらえるかも…
以下略



20: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 00:59:00.60 ID:Mjq0Hl4M0
乃々「ま、またの機会にします…」

卯月「そうですか…」ショボーン

乃々「あ、でも、相談する気にはなったし、げ、元気も出たので!ありがとうございます」
以下略



21: ◆O6aPCJnNQlBH[saga]
2017/02/07(火) 01:01:30.27 ID:Mjq0Hl4M0
今日のレッスンもハードでした……
プロデューサーも言ってたように、CD発売も近いし、仕方ないかもしれませんね……

乃々「お先に失礼します……」

以下略



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