過去ログ - 両義式「秋隆!秋隆は居ますか!?」
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15:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:27:28.13 ID:9sVE9Nfp0
式「なるほど、私が狙われ、そこを黒桐くんに心配して貰うというわけですか」
秋隆「式お嬢様、残念ながらそれは二流三流の展開です。一流は逆を行きます。つまり式お嬢様には連続殺人事件の容疑者になって頂きます」
式「私が容疑者に?」
16:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:28:17.49 ID:9sVE9Nfp0
秋隆「そうです、そしてお嬢様が犯人ではないと信じ、それを証明しようとする黒桐様と急接近することになるわけです。そうですね、リアリティを出すため男の織様には殺人衝動があるという設定にしましょう」
式「秋隆、すばらしいわ。となると真犯人や事件の背景は今後の展開に大きく影響を与えることになりますね」
秋隆「まさに、特に最終的な展開を左右する真犯人は重要です。できればお嬢様と黒桐様がご両人がご存知の方がよろしいかと」
17:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:28:44.87 ID:9sVE9Nfp0
式「そうですね・・・ああ、この前私に告白してきた、しろ、しら?白なんとかとかいう上級生でいいでしょう、黒桐くんとも面識があった筈です」
秋隆「白なんとか様ですね、よろしいかと横恋慕は王道ですから。しかしながら少々捻りも加えたいかと」
式「詳細は任せます、そういえば黒桐くんの叔父に警官が居ましたね、彼にも協力させなさい」
18:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:29:35.38 ID:9sVE9Nfp0
―デート―
式(織)「俺が織で、あいつが式、俺が式の破壊衝動や殺人衝動をつかさどるんだ」
黒桐「え、ちょ」
19:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:30:01.58 ID:9sVE9Nfp0
式「秋隆!ついに幹也くんの家に遊びに行くことになりました!」
秋隆「おめでとうございます」
式「新しい着物でご両親に挨拶をしなくてはなりませんね、そういえば妹さんも帰ってきてるとか」
20:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:30:38.29 ID:9sVE9Nfp0
秋隆「どうも実の兄である黒桐様に道ならぬ恋をしているようで」
式「実の兄妹で!?なんと不道徳な!」
秋隆「まさに、ついに現れた最初の恋のライバルというわけですな」
21:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:31:30.87 ID:9sVE9Nfp0
式「鮮花がショックで寝込んだようですね」
秋隆「まずは成功といってよろしいかと」
式「鮮花のためとはいえ、義姉として心が痛みます」
22:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:32:26.47 ID:9sVE9Nfp0
秋隆「では、プランは幾つかございますが、まずは黒桐様をおびき出し、ナイフで切り付け殺そうとし、やはり殺せず自殺、その後、しばらく寝たきりというのが基本の流れでいかがでしょう?」
式「寝たきりですか、しかしそれだと幹也くんとその、会えないような」
秋隆「お嬢様、押すだけが恋ではありません。時には引くことも肝要。戦術的撤退により敵の突出を誘い、包囲殲滅するのです。敵陣が伸びきれば兵站線を叩き斬ることも可能です、追撃に浮かれる敵ほど隙だらけなものはありませんから」
23:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:33:09.13 ID:9sVE9Nfp0
黒桐「僕は死にたく・・・ない」
ころ
式「私はお前を犯したい」
24:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:33:35.49 ID:9sVE9Nfp0
―病院―
式「どうでしたか?」
秋隆「よろしかったかと、ではしばらくお嬢様は昏睡ということで」
25:名無しNIPPER
2017/02/07(火) 14:34:42.39 ID:9sVE9Nfp0
秋隆「お嬢様は黒桐様を生涯の伴侶とお決めになったのではないのですか!?」
式「その通りですが」
秋隆「それが子供のように待つのが長い短いと、二年がどれほどだというのですか?全ては後の人生を全て黒桐様と過ごすためです!」
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