過去ログ - 武内P「女性は誰もがこわ……強いですから」
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307: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2017/03/25(土) 09:08:31.56 ID:QrWP3u9i0
※ ※ ※



「……うん、やっぱりそうだったんだ。教えてくれてありがとう卯月。あとは私が片づけるから」


プロデューサーさんと約束を交わしてから少しあと。
凛ちゃんにプロデューサーさんがここ数日誰に何をされたのか、ざっくりと説明しました。
あ、もちろん私のことは除いています。

プロデューサーさんのキスマークに気づいていたりして、薄々何か起きていることを察していたんでしょう。
すんなりと私の話を受け入れてくれました。


「片づけるって……何をするんですか?」

「ううん、卯月は気にしなくていいから」


凛ちゃんはもう少し気にした方がいいですよ。
例えばなぜ私がこんなにプロデューサーさんの情報を持っているのかとか。
そこを突っ込まれたら誤魔化す準備をしていたのに何だか拍子抜けです。

凛ちゃんはプロデューサーさんのことになると視野が狭くなってしまうので、そこは私がフォローしないと。
私の幸せと凛ちゃんの幸せが、ちゃんと両立できるようにですね。


「じゃあ行ってくるから。急がなきゃいけないのは未央かな。まったく、パ……パイズリだなんて。プロデューサーは脚が好きなんだから」

「い、行ってらっしゃい?」


別に急ぐ必要は無いのに、足早に去る凛ちゃんを見送ります。
あの未央ちゃんがプロデューサーさんにエッチなことをする覚悟は、どう少なく見ても一週間は必要なのに。

それに凛ちゃん……脚に自信があるからって、勝手にプロデューサーさんを脚フェチにしちゃ駄目ですよ。
プロデューサーさんは人並みにおっぱいが好きで、人並みに脚が好きで、そしてお尻が大大大好きなんですから。

まあともあれ、今回の騒動でプロデューサーさんと取り付けた約束と得られた好感度を合わせると、トップは私と楓さん。
美嘉ちゃんとみくちゃんもかなり高いです。

けど私以外の約束はこれから凛ちゃんが破らせようとします。
全部が全部とまではいきませんが、効果は大きいでしょう。
このままいけば私の一人勝ちです。

凛ちゃんにはお礼をちゃんとしないといけませんね。
私とプロデューサーさんが結婚した後、わざと隙をつくって襲うチャンスを用意してあげます。

強引に迫る凛ちゃんを拒み切れず関係を持ち、罪悪感で押しつぶされそうなプロデューサーさんが帰宅すると、そんなことがあったなんてつゆほどにも思わない信頼しきった様子の私が笑顔で出迎えるんです。
その時、プロデューサーさんがどんな顔をするのか……あ、ああっ。


「お、落ち着かないと。勝ちを確信した時こそ危ういって、言われたばかりです」


そう、このままいけば私の勝ちは確定です。
前々からプロデューサーさんを家に招いてパパとママと合わせる計画は練っていました。
そしてそれがうまくいけば、雪だるま式に次から次へと計画が連鎖して、もう誰にも私とプロデューサーさんの邪魔はできなくなる。

そう、今邪魔さえされなければ全てがうまくいく段取りに――


「……やっぱり、そううまくはいきませんか」


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