過去ログ - 【モバマス】まゆ「もっとまゆを夢中にさせてください。」【百合注意】
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12: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/02/12(日) 08:14:43.88 ID:sKgBBlCvo
 家中の鏡を全部壊したところでやっと落ち着きました。
 もう何も考えたくないので怪我をしないように割れたガラスを片付け、軽くシャワーを浴びてから布団に入り意識を手放しました。


13: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/02/12(日) 09:22:18.99 ID:sKgBBlCvo
つづきはまたのちほど


14:名無しNIPPER[sage]
2017/02/12(日) 11:25:52.64 ID:3arN8ojco
おつ
幸子サイドも書いてくれるのか
期待


15:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 13:14:47.05 ID:9tPZOkL1o
これはとてもいいものだ


16:名無しNIPPER[sage]
2017/02/12(日) 19:39:00.11 ID:5UFDehBfO
読みにくいから改行してくんね


17: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/02/12(日) 21:33:47.40 ID:sKgBBlCvo
 その翌朝、ボクはとてもすがすがしい気分で目を覚ましました。
 あれだけ暴れたんです、そりゃ気も晴れたでしょうね。しかし鏡の中の自分と大喧嘩したなんて誰かに知れたらきっとボクは精神病院行きでしょう。
 ボクは歯を磨こうと洗面台の前に立つと歯ブラシもコップもないことに気がつきました。そういえばどちらもガラスまみれになってしまい危ないので捨てたんでしたっけ。
 ボクは洗面台の棚から新しい歯ブラシと歯磨き粉を取り出すとそのまま台所でコップに水を入れてその場で歯を磨きました。洗面台に戻っても鏡ありませんし。
 洗面台とお風呂場の鏡の修理にいくらかかるか考えながら口をゆすいで顔を洗い、窓のガラスを鏡代わりに身支度を整えます。
以下略



18: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/02/12(日) 21:34:28.41 ID:sKgBBlCvo
 事務所に入ると既にレッスン着姿のまゆさんがソファーに座ってファッション誌を眺めていました。
「おはようございます幸子ちゃん。」
「おはようございますまゆさん、確か今日は一緒にレッスンでしたね。すぐ用意してきます」
 大丈夫、いつもの輿水幸子でいられます。きっと昨日は疲れていただけなんです。
 冷静に考えればまゆさんだって女の子なんですから、身近な男性に好意を抱くのも当然のことですし、好意を向ける相手が他の女性と話していれば疎ましく思うでしょう。ノートの内容についても、自分のノートに何を書こうが本人の勝手ですし、それ以前に人のノートを盗み見する方が問題です。
以下略



19: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/02/12(日) 21:35:50.39 ID:sKgBBlCvo
 夕方、夕飯の買い物があるからとまゆさんと別れ、スタジオから事務所に戻ると一日中営業周りで事務所を離れていたプロデューサーさんが自分のデスクに着いてました。
「お疲れ、幸子。」
「お疲れ様です、プロデューサーさん。」
 自分の挨拶が妙に素っ気ないことに気がつきましたが、きっと一日中レッスンで疲れていたんでしょう。
「虫の居所が悪いみたいだな、麗さんにしぼられたかい?」
以下略



20: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/02/12(日) 21:37:25.00 ID:sKgBBlCvo
 次の日、事務所でプロデューサーさんと会うことはありませんでした。おそらく避けられているのでしょう。ボクとしてもまた頭に血が上るかもしれないのを考えるととても助かります。業務連絡はちひろさん経由でできますし。
 お仕事の方もいつも通りのボクを演じられているので大きな問題はないでしょう。
「幸子ちゃん、ちょっといいですか?」
 帰り支度を整えてるところで、まゆさんに声をかけられました。
「どうしましたか?」
以下略



21: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/02/12(日) 23:21:58.66 ID:sKgBBlCvo
 「幸子ちゃん、お風呂上がりましたよ。」
 結局ボクは彼女のお誘いを断ることができませんでした。
 どうやらボクはかなりまゆさんに依存してしまってるようです。
 まあ、彼女も同じマンションの住人ですので最悪の事態の時はすぐに逃げられますし。
「洗面台使い辛かったでしょ?すみません、先日割ってしまって、まだ修理を頼めてないんです。」
以下略



22: ◆ZDnQS3y4DE[sage]
2017/02/12(日) 23:22:51.37 ID:sKgBBlCvo
 浴槽の栓を抜くかどうか散々迷ったあと、しっかりまゆさんの残り湯を堪能してからリビングに戻ると、まゆさんがお茶の準備をしてくれていました。……さすがにお湯を飲んだりはしてませんよ?
 まゆさんとのんびりとお茶を楽しんでいると、自分が思っていたよりも病んでいる事に気がつきました 。
 どうもまゆさんの話の中にプロデューサーさんの登場回数が多い気がします。
 おそらくボクが神経質になりすぎてるだけなのでしょうが、まゆさんがプロデューサーさんの名前を口にだすたびに確実にボクの精神を削ります。
「さて、そろそろ寝ましょうか、もう遅いですし。」
以下略



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