過去ログ - 金髪「お前の話、超同人誌すぎだろw」男「そうですか?」
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13:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:05:32.31 ID:uQpsctFhO
男「ぐぅぅ…先輩に気を遣われ、ましてや言い訳もさせるとは…っ」クッ

金髪「いや本音っすから! うんうん、もうなんつぅーかさ、家族はダメ? ましてや妹とか超ひくっていうか? 妄想の範疇超えちゃったというか?」

男「ええ。俺もこれは恋バナなのか、と判断に迷いました」
以下略



14:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:06:27.15 ID:uQpsctFhO
男「………」

金髪「あ〜イイヨイイヨ〜ww トラウマとかあんなら無理して喋んなくてww それすら妄想ぽかったら、お前のどこを信じれば良いのかわかなくなっしwwww」

男「………」
以下略



15:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:07:08.08 ID:uQpsctFhO
〜〜〜


中学一年生の頃。
俺はとある女子生徒に【呪われた】。
以下略



16:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:07:39.48 ID:uQpsctFhO
「こんばんわ。男くん、今日はどうしたの?」

「新しい本、読みたくなって。また、オススメを教えて欲しいなって、思って…」

「うふふ。そうなんだ、じゃあこれなんてどうかな? 今の気分にぴったりだと嬉しいけれど」
以下略



17:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:09:24.11 ID:uQpsctFhO
中学一年終了間際。彼女にとっては卒業間際。
何があったのか、彼女に身に一体どんな悩みがあったのか――

俺は知るよしも無かった。だって、噂なんてなくなってて。
確かに図書室に行く機会も減っていたのは事実だが、それでも、彼女が思い悩んでる姿なんて。
以下略



18:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:10:21.01 ID:uQpsctFhO
「あの、すみません」

だから聞いてみたのだ。
どういった関係性なのだと、…興味本位で、一つでも彼女の気持ちを知りたくて。

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19:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:11:19.31 ID:uQpsctFhO
男「読んだことは?」

金髪「あ、あるけど? つか、短期間で絵柄変わって上手くなって、話もやばいぐらい変で、けど…ああ、そうだ…」

男「――そう、いつもいじめられていた男子生徒が主役だった」
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20:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:12:26.91 ID:uQpsctFhO
男「いえ。その同人誌を読んだ当時、ではなくて、今まで俺の恋バナに対してですよ」

金髪「…ごく、り…お前が、経験したことって……」

男「はい。貴方が言ってくれたとおり【本当に同人誌っぽい恋愛ばかり】だった」
以下略



21:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:13:20.47 ID:uQpsctFhO
男「………」

金髪「あのなぁ!? 幾ら何でも突拍子もなさ過ぎっつーか!? なによなによ、じゃあお前は、それから恋愛全部そんな感じってワケか!?」

男「そんな感じです。超同人誌っぽいです」キッパリ
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22:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:14:02.65 ID:uQpsctFhO
金髪「きめーよ、んだよノッポくんよ」

男「先輩。俺、すごく感動って、いうかっ、………感謝します」ペコォオオオオ!!

金髪「どぅあっ!? 気をつけろよ! あぶねぇ!!」ヒョイ
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23:名無しNIPPER
2017/02/12(日) 20:14:44.48 ID:uQpsctFhO
金髪(ま。融通効かなそうだが真面目だし、こっちのことも深く詮索してこねーだろ)

金髪「ハハッ!ww なにが同人誌みたいな展開ばっかりだよ。くっく、そうだったらここでオレも、」


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