過去ログ - 魔王「この空とともに旅をしよう」
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11: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:30:28.75 ID:Q8G1HzKN0
戦士「だがな、今みたいに心が折れた奴を立ち直らせることができるのは勇者だけだ」

戦士「そのバカでかい両手剣とか、そんなことは関係ねえ。俺たちは勇者がいたからこそ、ここまで来れたんだ」

勇者「ああ、ありがとう」
以下略



12: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:31:40.21 ID:Q8G1HzKN0
勇者「友達?」

僧侶「私たち一行が王都で神の祝福を受けたときに、祝福する側として同席していたんです」

僧侶「私が王都に出てきて以来の友達なんです」
以下略



13: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:33:17.34 ID:Q8G1HzKN0
−−−−−−−

勇者「みんな、この門の扉を開けたら後戻りはできない。いいな」

戦士・僧侶・魔法使い「「「ああ」」」
以下略



14: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:36:03.88 ID:Q8G1HzKN0
勇者「俺たちの中に魔王サイドのスパイがいるとでも言うのか? そんな陳腐かつチープな心理戦に惑わされるとでも思ってるのか!」

門番「クフフ。ではある男の話をしよう」

戦士「……」
以下略



15: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:37:52.70 ID:Q8G1HzKN0
勇者「なっ……」

僧侶「そんな……」

戦士「…………」
以下略



16: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:39:46.36 ID:Q8G1HzKN0
戦士「当時、貴様には婚約者がいたじゃねえか……!」

戦士「貴様から魔王討伐隊の話を聞いた後、俺も魔王戦のことを色々調べたんだ」

戦士「ここ50年の間、ほぼ10年間隔で魔王討伐隊が送り込まれているが、正常な状態で帰還した者はゼロだった」
以下略



17: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:41:45.43 ID:Q8G1HzKN0
勇者「ま、待て戦士。こいつの言っていることはおかしい。こんな奴と1対1で戦うことはないぞ」

僧侶「そうです! そこの門番、私達4人が相手です!」

戦士「いや勇者、これは俺とこいつの戦いだ」
以下略



18: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:44:06.04 ID:Q8G1HzKN0
男(えっと、ここの武器屋の角を曲がって……)

男(おかしいな、元帥の家はこの辺りだったはずだけど……)

男(何で会堂みたいな馬鹿でかい建物に出ちゃうんだ? というか何で武器屋の並びに会堂があるんだ?)
以下略



19: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:46:39.05 ID:Q8G1HzKN0
男(誰かにつけられてる!? そういえば、街中でキョロキョロすると危ないって言われてたっけ)

男「私に用があるなら出てきていただけませんか!」

…………
以下略



20: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:49:07.89 ID:Q8G1HzKN0
???「何を訳の分からぬことを! 立ち去らぬのなら、切り捨てるまで……!」ビュンッ

男「本気!? ああもう仕方ない」グイッ

???「御免!」シュンッ
以下略



21: ◆FqOZ7jTRCo[saga]
2017/02/13(月) 00:51:05.92 ID:Q8G1HzKN0
???「ふん、訳の分からぬ心理戦などには惑わされんぞ」

男「元帥の家を知りませんか? 確か、この辺りにあったはずなんですけど」

???「やはり命を狙っておったか」
以下略



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