17: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/13(月) 20:44:43.18 ID:wEl2FJXR0
月「あまりに嘘っぽいからこそ、本物かもしれないって事さ」
月「あのふざけた態度の竜崎が、どうやら本物のLらしいのと同様にね」
月「何にせよ、内容が嘘ならリュークの言う通り防ぎようがないんだ」
18:名無しNIPPER[sage]
2017/02/14(火) 20:44:02.34 ID:n+GopqWlo
きたい
19: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:25:44.46 ID:/0S+41640
【翌日 キラ事件特別捜査本部】
L(地獄通信……そして、地獄少女……)
L(私がその存在に気付いたのは、数日前……)
20: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:27:40.27 ID:/0S+41640
L「……確かに、そのような事が起きればキラの仕業と考えるのも不思議ではありませんが」
L「しかし、心臓麻痺ではなく“消えた”という点が引っかかりますね」
L「仮にキラにそのような力があったとして……」
21: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:28:28.60 ID:/0S+41640
【現在 キラ事件特別捜査本部】
L(そうして調べを進めるうちに辿り着いたのが……)
L(同時期より再び広まり始めた地獄通信の噂だった)
22: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:31:03.29 ID:/0S+41640
大学を終え捜査本部に訪れた月は、目の前の光景に少々面食らったような表情を浮かべた。
いつもなら各々Lに指示された捜査を行っている捜査員達が、
月を待っていたかのようにリビングに会している。
月「何かあったんですか?」
23: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:32:40.31 ID:/0S+41640
その後、Lは捜査に至る経緯として、北村次長から聞いた話や
近年の行方不明者の増加に関するデータ等を月に伝えた。
月(なるほど。消える……か)
24: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:33:46.22 ID:/0S+41640
相沢「それは何故だ?」
L「我々が追ってきたキラは殺しに顔と名前が必要……これは99%間違いない」
L「しかし、地獄通信で分かるのは名前だけです」
25: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:36:24.33 ID:/0S+41640
総一郎「どういう事だ、月?」
月「これから話す話は、地獄通信の噂が真実ならという前提だが……」
月「キラ事件の場合は犯罪者への裁きはキラという個人の意思で行われる」
26: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:38:50.76 ID:/0S+41640
L「となると、残る手はこれくらいですかね」
そう言うと、Lは一冊の本――『真実の地獄少女』――を取り出し、ページをめくる。
L「依頼者の胸には死後、自分も地獄に流される証として、刻印が刻まれる」
27: ◆KArC8C4TSo[saga]
2017/02/16(木) 18:40:35.53 ID:/0S+41640
L「それはそうと、月君」
月「ん?」
L「昨日の夜、地獄通信にアクセスしましたよね?」
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