過去ログ - 【DQ7】マリベル「おやすみなさい ミントちゃん。」【後日談】
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◆N7KRije7Xs
[sage saga]
2017/02/18(土) 22:19:33.37 ID:bzhgeXks0
何か思うところがあったのか、姫は少年と総領の顔を交互に見て不思議そうな顔をした。
リーサ姫「ねえ アイラ なんだか……。」
アイラ「何かしら?」
リーサ姫「アルスと …シャークアイさん なんだか 似てると 思わない?」
アイラ「……うーん 言われてみると そんな気も しなくはないわね。」
姫の言葉に王女も二人の顔をじっくりと覗き込む。
シャーク「……きっと 偶然でしょう。」
アルス「そ そうだ アイラ さっきの続きだけど……。」
一から説明するのも面倒に思い、少年は早々に話題を戻すことにしたのだった。
アイラ「えっ? ああ そうそう 最近 ある人が 王さまと 仲良くしてるの。」
アイラ「ねっ リーサ。」
リーサ姫「そうなのよ アルス!」
アルス「えっ あれから うまくいってるんですか!?」
以前城より帰った少女から聞かされた話を思い出して少年は驚きをにじませる。
アイラ「お后様 一筋だと 思ってたんだけどね。王さま けっこう 悩んだみたい。」
アイラ「あの人の 想いを むげにするのも 忍びないって言ってさ。」
リーサ姫「わたしからも 言ったのよ。」
リーサ姫「きっと お母さまは お父さまの 幸せを 願うはずよって。」
リーサ姫「それに わたしも 家族が増えたら いいなあって 思ってたの。」
アイラ「そしたら 最近 少しずつだけど ふたりで 話すように なったみたい。」
アイラ「うふふっ。」
リーサ姫「うふふふっ!」
アルス「……そっか。」
楽しそうに笑う二人の王女に、少年は少しだけ安心した様子で短く息をついた。
シャーク「…込み入った 事情が あったようだな。」
傍で話を聞いていた総領が難しい顔で少年を見やる。
アルス「はい……。」
アイラ「あっ いけない。王さまとの お話が まだ だったわね。」
リーサ姫「ごめんなさい 引き止めちゃって……。」
アルス「いえ ぼくも 気になっていましたから。」
バツが悪そうに眉を下げて微笑む姫に少年は小さく手を振った。
アイラ「それじゃ 行きましょうか。」
シャーク「…そうだな。」
そうして三人は立ち話もそこそこに再び謁見の間を目指して階段を上りだしたのであった。
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