過去ログ - 六畳世界から考察するチョコレートと恋愛ごとにおける関係
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4: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/02/15(水) 22:24:39.88 ID:AA8q51MQ0
大まかにこの三人の阿呆が物語の中核を担う。しかしながら今から語るは乙女たちの祭りと称しても過言ではないバレンタインである。当然ながらむさ苦しい野郎だけでは話が成り立たない。二人の女性について、小さき私から慎ましく紹介させていただきたい。

一人目は羽貫さん。彼女は樋口氏や樋口氏とはただならぬ関係であるらしい城ヶ崎という人物の共通の知り合いで、歯科衛生士をしている。私も一度彼女の世話になったことがあるが、あれは男であれば誰でも経験してよかったと思える素晴らしい体験であった。また本人の思い切りのよいというか、気風のよいといった感じの性格には実に好感が持てることだろう。ただそんな彼女にも欠点があり、酔うと人の顔を舐める癖がある。しかしながらそんなこととは関係なく彼女は間違いようもなく美人であり、その魅惑的なスタイルには多くの男たちが挑んでは撃沈していると聞く。

二人目は明石さん。彼女は私や小津の一つ下の学年であり、工学部で建築を学んでいるらしい。彼女はどのような因果が雁字搦めになってそうなったのか分からないが、私のような阿呆と、なかなかに表現するには難度が高い、ウレシハズカシイ関係となった女性でもある。私にとって彼女は言い難いものの初めてそのような関係となった女性であり、私は彼女と接する度に帰宅してから自らの失敗を振り返っては六畳の部屋で一人震える日々を送っている。

とりあえずは必要になるであろう人物たちの紹介はここまでにしておく。長らくお待たせしたが、ここから物語をゆっくりと語っていくとしよう。読者諸賢は苦いコーヒーなり砂糖やミルクのない紅茶なりでも用意して、テキトウに転がりながら救いようのない阿呆である私の姿を気楽に嘲笑しながらこのオモチロオカチイと思われる物語をどうか拝聴していただきたい。


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