過去ログ - モバP「理想のアイドルが欲しい」
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7:名無しNIPPER[saga]
2017/02/17(金) 22:58:40.62 ID:gv0pEbdy0
私は緑茶を飲み干すと、
「変なこと聞いてごめんね。ここに長居してもいけないし、出ましょうか。帰りながら、疲れてるプロデューサーさんに何かできないか考えましょ」
と、レザー生地のカバンを肩に提げた。
そうだね、と二人も帰る準備を始める。二人の荷物は多くなかったから、すぐに店を出た。
外はすっかり色を失い、闇が街を包んでいた。あられのように細かい星の光も見えない。明日は雨かな、となんとなく思った。
プロデューサーさんが疲れているなら、私たちが支えないと。また以前の彼に戻るようなことはあってはならない。そう決意した。
しかし。私は違和感をまた抱くこととなった。
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