過去ログ - 最強の武術家「本当は弱い私のインチキがバレてしまう時が来た」
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1:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 14:38:11.12 ID:CA9O1OCCo

「せやぁっ!」

轟音とともに、岩が砕ける。
大観衆が私に拍手を送り、歓声を上げ、口々に私を褒め称える。

天才だ、怪物だ、最強だ、と……。



私の拳は岩をも砕き、私の手刀は鉄をも切り裂き、ひとたび戦えば熊ですら素手で倒せる。

パフォーマンスをすれば大金が舞い込み、講演依頼は後を絶たない。


しかし、これらは全てインチキなのである。


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2:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 14:41:50.89 ID:CA9O1OCCo

本当の私ははっきりいって弱い。

岩を殴れば拳が砕け、手刀は固定してあるトイレットペーパーを破るのが精一杯、
もし熊とまともに戦ったら一分後には食事タイムが始まってることだろう。
以下略



3:名無しNIPPER[sage]
2017/02/18(土) 14:43:04.03 ID:PRlCKd6X0
キング式戦闘スタイル


4:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 14:45:10.32 ID:CA9O1OCCo

しかし、そんな私の化けの皮がはがれるきっかけとなる事件が起こった。


あの日の私は、子供たちとの交流会ということで、とある小学校を訪れていた。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 14:47:52.53 ID:CA9O1OCCo

私は「相手が子供だからわざと負けてあげた」という風な演技をしたものの、
そんな演技でごまかせるような負け方ではなかった。


以下略



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