過去ログ - 最強の武術家「本当は弱い私のインチキがバレてしまう時が来た」
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 14:51:14.66 ID:CA9O1OCCo

これを機に、私に対する「こんな素晴らしい武術家を疑ってはならない」的な風潮は
すっかり消え去ってしまう。

これまでは私に遠慮していたマスコミが、私の正体を暴くべく怒涛のように押し寄せてきた。
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 14:56:23.70 ID:CA9O1OCCo

そしてついに――

追い詰められた私は全てを打ち明ける決心をした。

以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 15:00:22.09 ID:CA9O1OCCo

会見当日、会場となるホールには大勢のマスコミや格闘技業界の関係者が詰めかけていた。

私は彼らに頭を下げると、マイクを手に取り、あらかじめ言おうと決めていた第一声を告げた。

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 15:04:22.76 ID:CA9O1OCCo

「……本当に申し訳ありませんでした」


私が謝罪を終えると、記者たちの質問責めが始まった。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 15:08:03.95 ID:CA9O1OCCo

落ち着いたところで、一人の記者が挙手する。


「ところで、あなたの岩を砕く、鉄を切る、熊を倒す、などのパフォーマンスには
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2017/02/18(土) 15:11:17.33 ID:fIsLh6Gh0
天才発明家になれるな


12:名無しNIPPER[saga]
2017/02/18(土) 15:12:21.34 ID:CA9O1OCCo

「鉄を切るのにはこの極細カッターを使いました。私が開発した新物質で作り上げたカッターは、
 鉄だろうがセラミックだろうがスパスパ切ることができます。
 これを手に仕込んで、手刀で鉄を切った、という演出をしたのです」

以下略



13: ◆UYGZeb7CjQ[saga]
2017/02/18(土) 15:16:08.69 ID:CA9O1OCCo

私はこの記者会見を開く決心をした時点で、社会的な地位を全て失うことを覚悟していた。

しかし、そうはならなかった。

以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2017/02/18(土) 15:20:01.53 ID:1k2mniai0
乙、天才ゆえにってやつかー


15:名無しNIPPER[sage]
2017/02/18(土) 15:20:53.11 ID:r6cFGBuC0

なんだただの天才か…


16:名無しNIPPER[sage]
2017/02/18(土) 15:22:18.39 ID:k02Bl5yT0
乙です。
本人からしたら誰でも出来る簡単な事に見えてるんだな。


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