過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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26: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:05:30.11 ID:zPfl3jU20
真姫『応急処置をしようにも、今のところ新薬についてわかってることは一つも無いの』

海未「なに弱気なこと言ってるのです! あなたそれでもドクター西木野ですか!?」

真姫『厄介事持ってきた張本人が言ってくれるじゃない』
以下略



27: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:06:30.94 ID:zPfl3jU20
 ドクにお礼を言って電話を切り、ふらつく足で穂乃果の下へと戻りました。


穂乃果「おかえりー。どう? 大丈夫そう?」

以下略



28: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:07:44.99 ID:zPfl3jU20
 私は窓辺に身を寄せると、カーテンを僅かに捲って部屋の外を覗きました。


穂乃果「ね、ねえ、今の声って……」

以下略



29: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:08:36.18 ID:zPfl3jU20
海未「穂乃果、忙しなくてすいませんがまた移動を……う……っ!」

穂乃果「海未ちゃん!?」


以下略



30: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:12:22.41 ID:zPfl3jU20
穂乃果「やっぱり海未ちゃん死んじゃうの!? どうにかできないの!?」

海未「どうにか……」


以下略



31: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:13:22.92 ID:zPfl3jU20
 悪化する体調に抗えず、地に伏すような格好になってしまいました。
 私に合わせて穂乃果も身を屈めたのですが……それが結果的に幸いしました。

 強烈な爆発音と閃光と共に、床に伏せた私たちを避けるような形で室内の一切合切が吹き飛びました。
 やや遅れて風圧と、破損した壁や家具の断片が体中にぶつかる感触。
以下略



32: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:15:30.51 ID:zPfl3jU20
凛『あ! ホントに海未ちゃんいた!』

花陽『にこちゃん凄い! 今度こそ大正解だね!』

にこ『でもミサイル撃っても生きてるとかしぶとすぎよ! 二人ともやっちゃいなさい!』
以下略



33: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:18:04.36 ID:zPfl3jU20

―――
―――――


以下略



34: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:19:12.13 ID:zPfl3jU20
海未(さてさて、クローゼットの中には確か……)


 弾丸の雨を受けて半壊状態となったクローゼットの中に手を入れゴソゴソ探っていると、目的のブツを発見したので取り出しました。
 掴んだ手榴弾二つとも立て続けにピンを引き抜き、おおよその狙いを付け、高級車に向かって投げつけます。
以下略



35: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:20:54.92 ID:zPfl3jU20
―――


 にこりんぱなの襲撃を振り切り、再度居場所を移した私たちでしたが、その間にもまた体調悪化の兆候が表れました。

以下略



36: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:21:55.16 ID:zPfl3jU20
海未(毒の為生きる為毒の為生きる為毒の為生きる為毒の為生きる為毒の為生きる為…………)


 自らに正当性を訴えかけながら、その実完全に欲望に任せるがまま、眠る穂乃果の唇に吸い付きました。
 睡姦とか言ったの誰ですか失礼ですね。
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