過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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55: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:46:22.15 ID:zPfl3jU20
 私は腕の中で目を回しているしているにこをそっと床に下ろしました。
 りんぱなに目を向ければ、片や呆然とした、片や恍惚の表情で突っ立ったままでした。


凛「ち、ちゅーしたにゃ…………海未ちゃんがにこちゃんとちゅーしたにゃ…………」

花陽「キ…………キマ…………!」


 不具合起こした人型ロボットみたいに口パクパクさせてますけど気持ちはわかります。
 普段このような大胆な行為を他人が行っている場面に直面したならば、私だって似たような反応を見せていたはずですし。

 ですが今は命が懸かっています。
 そう……キスは遊びではないのです!
 この瞬間にも途切れてしまいそうな気をしっかり持って必要な行為たる接吻を行ったに過ぎないのです!
 決して欲望のままに暴挙を働いたわけではありません! 断じて違いますから!


海未「では失礼しますね。にこの身柄をお願いします」


 軽く手を上げ挨拶を残し、出入り口から屋内に戻り扉を閉めました。
 追走を防ぐ為にドアの施錠部分に銃を添え、跳弾に注意しつつ何度か撃って変形させ、簡単には開閉できなくしたのですが、


凛「に、にごぢゃ〜〜〜〜〜! 起きるにゃ〜〜〜しっかりするにゃ〜〜〜〜〜!」

花陽「キマシー! キマシイィィィーーーーー!!!」


 りんぱなも相当混乱しているのか叫ぶばかりで追ってくる様子もなく、無用の心配だったかもしれません。


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