過去ログ - 海未「他人の唾液を啜らないと死んでしまう毒薬をマフィアに打たれたようです」
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45: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:32:48.89 ID:zPfl3jU20
海未「嘘でしょう!?」


 焦って屋上の縁まで駆け寄り下を覗き込みました。
 一瞬悲惨な光景を想像しましたが、そのような事態になってはおらず、怪盗は落下せず中空に浮かんでいました。
以下略



46: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:35:26.41 ID:zPfl3jU20
 突然の襲撃により、不覚にも大切な幼馴染みを奪われてしまいました。
 屋上の縁に足をかけたまま途方に暮れ、怪盗と穂乃果が去った方角を眺めるしかできません。


海未(ほ、穂乃果が連れ去られてしまいました)
以下略



47: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:36:37.87 ID:zPfl3jU20
海未「ドクですか? すみません今少々込み入っていまして」

真姫『新薬についてもう一つわかったわ』

海未「え、本当ですか!? 教えてください今ちょっとピンチなんです」
以下略



48: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:37:54.95 ID:zPfl3jU20
海未「えー、ということはつまり、見ず知らずの好意も何も抱いてない相手の唇をいくら奪おうとも意味がないということですか?」

真姫『だからそう言ってるじゃない』

海未「ど、どうしましょう……このままでは穂乃果奪還どころか先に私が死んでしまいます! ぉえっ」
以下略



49: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:38:55.88 ID:zPfl3jU20
 正に万策尽きたといった瞬間、屋上にバタバタと足音が鳴り響きました。


にこ「いた! やぁっと追い詰めたわよ海未!」

以下略



50: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:40:14.24 ID:zPfl3jU20
にこ「なぁに余裕こいてんの! 覚悟しなさい!」


 にこ始め三人が機関銃を私に向けて構えました。
 同時に私は懐に手を伸ばすと、掴んだ物体を体の前に差し出しました。
以下略



51:名無しNIPPER[sage]
2017/02/18(土) 17:41:05.59 ID:FtDT2CSXo
>>1
[ピーーー]


52: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:41:58.27 ID:zPfl3jU20
 三人が銃を捨てたのを確認して、私は駆け出しました。


にこ「……おろろ?」

以下略



53: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:42:56.26 ID:zPfl3jU20
にこ「ほごぉ!?」

凛「……え? ……え???」

花陽「キマシタワーーー!」
以下略



54: ◆qpwZInm6fw[saga]
2017/02/18(土) 17:43:56.11 ID:zPfl3jU20
 舌をぐりゅんぐりゅん動かしてにこの唾液を舐め取り啜り取り、私の口の中もどんどん潤ってきます。
 ひとしきり満足してからようやく口を離してあげました。


海未「大変美味しゅうございました」
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