過去ログ - 【モバマス】「とりとめもない日々の一コマ」【アイマス】
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31: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/02/20(月) 18:54:05.95 ID:vKNINmKu0

「プ、プロデューサーさん!」

「ちょっとちょっと大丈夫!? うわぁ……思ってたよりも酷い顔だぞ」

 慌てて椅子から立ち上がり、男の下に駆け寄る未央と藍子。すると男はその虚ろな視線を二人に向けて

「あ、ああ……大丈夫、大丈夫だ。何とか減給処分だけで済むことになった」

「減給って……お給料減らされちゃうんだ、プロデューサー」

「プロデューサーさん……ごめんなさい。私たちあんなに良くしてもらってたのに、なんの役にも立てなくて」

「なに、お前たちが気に病むようなことじゃない。俺のやり方がまずかっただけさぁ」


 力なく笑うプロデューサーの手を、後からやって来た茜が両手でギュッと握りしめて言う。

「あの、こんな私でもプロデューサーが元気になれるよう、応援だけならできますから」

 藍子も、そんな茜の言葉に続く。

「今からでも、出来ることがあれば何だって言ってくださいね」

「あ、ああ……ありがとうな、お前たち」

 この時、そうこの時だ。未央が目の前の光景に何とも言えない違和感を感じ「おやっ?」と一人、不思議そうに首を傾げたのは。

「それじゃあ、今からミーティングを始めよう。とりあえずは三人とも席について――」


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