12: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:52:34.56 ID:4Dy0C6/9o
男「で? 君は何か頼まないの?」
女詐欺師「そんな気分じゃないからいいです……」
13: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:53:32.84 ID:4Dy0C6/9o
カラオケボックス
男「むげぇぇんだぁぁいなぁぁぁぁぁ!!!!!」
14: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:54:23.60 ID:4Dy0C6/9o
男「……むぅ」
女詐欺師「今度はなんですか……」
15: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:57:05.62 ID:4Dy0C6/9o
男「……おっ? なかなかいい選曲だね……」
夕月夜 顔出す 消えてく子供の声
16: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:57:59.28 ID:4Dy0C6/9o
歌い終わり……
採点結果……98点!!!!!
17: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:58:54.60 ID:4Dy0C6/9o
男の家
男「はい、麦茶。とりあえずこれ飲んで」
18: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:59:53.83 ID:4Dy0C6/9o
男「元彼……?」
女詐欺師「うん、2年くらい前の話かな。毎日が夢のような日々だったなぁ……。家が近かったから、小さい頃からずっと一緒だったの。いわゆる幼馴染みってヤツね。だからいざ告白となるとなかなか踏み込めなくてさ……決心がついたのは高校3年生の時で、大学に合格したら付き合う約束をしたの」
19: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 16:00:56.40 ID:4Dy0C6/9o
女詐欺師「……」
男「その元彼と何かあったの? いやまあ、元彼って時点であるっちゃあるんだけど……」
20: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 16:01:53.90 ID:4Dy0C6/9o
女詐欺師「……だからね、私も騙してやろうと思った。他の人に不幸をばら撒きたかった! そしていつかアイツにたどり着いて、めいっぱい復讐してやろうかと思った!!」
男「…………」
21: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 16:04:43.33 ID:4Dy0C6/9o
女詐欺師「……何いってんの?」
男「だって、これが僕じゃなくて他の人だったらまんまと引っかかってたかもしれないし。そしたらその人は不幸になって君は前科者になる所だった。そういう意味では、ここで僕に止められて良かったんじゃない?」
22: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 16:07:26.20 ID:4Dy0C6/9o
女詐欺師「むぅぅ……じゃ、じゃあさ。やってみるよ。新しい恋を」
男「うんうん! 人間常に未来に生きないとやってけないよ! 頑張っ……」
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