2: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:34:37.30 ID:4Dy0C6/9o
女「そうそう……」
3: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:35:30.39 ID:4Dy0C6/9o
プルルル……
男「はいっ!」ガチャッ
4: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:38:46.23 ID:4Dy0C6/9o
男「それで? どうしても金が欲しいと言うならくれてやらないことも無いけど?」
女詐欺師「え? ほんと!?」
5: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:40:32.09 ID:4Dy0C6/9o
女詐欺師「……わ、分かりました。土下座します」
男「そうそう、それでいいんだよ!」(ま、今のは咄嗟に調べたネットのなんちゃって知識で、ほとんど嘘なんだけどね!)
6: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:43:00.76 ID:4Dy0C6/9o
男「はぁ……君ホントに詐欺師なの? 素人の僕から見ても少し不安なんだけど? たしかに僕は『その場で土下座』とは言ったけども、どこの『その場』とか明確な場所は指定してないでしょ? という訳で、あなたには今から〇〇駅まで来てもらいます。詳しいことはそこで落ち合って話しましょう。まぁ自由意志によるものだから、別に来なくてもいいけどねー」
女詐欺師「〇〇駅……!? ここからじゃ結構遠いわよ! ていうかどうせ行かなきゃ通報するんでしょう!?」
7: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:45:42.97 ID:4Dy0C6/9o
2時間後、〇〇駅にて
男「……」(そろそろ2時間が経つな……まあ別に、来なかったからって通報はしないつもりだけど、少しつまらなくなっちゃうかな……)
8: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:46:56.12 ID:4Dy0C6/9o
女詐欺師「あなたが、声の主ですか……なかなか幼いですね」
男「幼い言うな、これでも20越えてる大学生だわ」
9: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:48:37.59 ID:4Dy0C6/9o
女詐欺師「あ……そうなんですか?」
男「うん! 相手に毎分嫌がらせしてストレス貯めて自殺に追い込む程度だから全然問題ないよ!」
10: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:49:40.30 ID:4Dy0C6/9o
男「……あ」
女詐欺師「こ、今度は何よ……」
11: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:51:07.96 ID:4Dy0C6/9o
高級レストランにて
男「詐欺ちゃんすごいねー、何か食べたいなー……って言っただけなのにこんな高いレストランに連れてってくれるなんてさ! もしかして詐欺師にならなくてもある程度の資産はあるんじゃないの?」
12: ◆Y8plEBdF6c[saga]
2017/02/19(日) 15:52:34.56 ID:4Dy0C6/9o
男「で? 君は何か頼まないの?」
女詐欺師「そんな気分じゃないからいいです……」
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