過去ログ - 晶葉「できたぞ助手! アイドルがメス犬になるスイッチだ!」
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8:名無しNIPPER[saga]
2017/02/19(日) 20:04:26.10 ID:Akj/eCzC0
P「盛り上がってるところすまないが、その、せいちしき? とやらを俺が取り戻せば、この状況から解放されるんだよな? じゃあとっとと始めよう。地震でもないのにここが揺れてるってことは、ウチのアイドルが相当暴れてるってことだろうから」

美嘉「言われてみれば、少し揺れてる気もするね」

文香「ありすちゃんからLINEが来ました。凛ちゃんとの戦闘で隙を見せた究極完全体ウサちゃんロボは、とっておきのリボンを持ち出したまゆさんによって拘束され、そこへ殺意の波動を完全に制御できるようになった有香さんの華麗な瞬獄殺が炸裂し、欠片も残さず完全に粉砕されました。三人はそのままラボに侵入しようとしましたが、プロデューサーさんの危機を察したあやめさんがムラサメ・ブレードを抜いて馳せ参じたそうです」

P「クラリスさんに連絡とって。珠美も。ニンジャマスターに飛天御剣流と神罰の地上代行者が合流すればなんとかなるから」

文香「あと裕子さんがバファリンを探し始めたとか」

P「うん。デイ・アフター・トゥモローが世界同時現実上映するので今すぐ世界レベルのあの人を呼んで」

美波「大変なことになってしまいましたね、プロデューサーさん。今すぐ性知識を取り戻して、この無益な戦いに終止符を打ちましょう」

文香「では質問をすっ飛ばして最初からクライマックスで行きます。プロデューサーさんは童貞ですか?」

P「は? なんだそれ?」

文香「今のプロデューサーさんにもわかるように言うと、家族以外の女性と、キスしたことも、一緒に寝たこともない男性のことです」

P「じゃあ童貞だわ」

文香「ああ、なんということでしょう。プロデューサーさん、童貞は病気なんですよ?」

P「は? そんなわけないだろ。そんな病名聞いたことないぞ?」

文香「いえ、思い出せないだけなのです。童貞と性知識は密接な関係を持っており、性知識が欠如した今、プロデューサーさんに正常な自己判断は不可能と断言できます」

P「マジか……え、じゃあ俺、病気なの?」

文香「はい。そうですよね、美波さん」

美波「ええ、童貞というのは深刻な病気です。すべての男性が生まれながらにして罹患している先天性の病気で、症状は様々です。女性に過度の清潔性を求めたり、あるいは女性とのコミュニケーションに深刻な障害が生じたり、最悪、童貞であることを悲観して、女性に対してまったく興味が持てなくなってしまったり……」

P「待って。待って。なにそれ怖い」

美波「そして童貞の恐ろしいところは、その死亡率にあるのです。童貞を治療しないまま放置し続けた場合、なんと(一〇〇年以内の)死亡率はシックスナイン……99.9999パーセントにもなるのです」

P「いや……さすがに、ウソだろ? ウソだよな? なあ、美嘉! 頼む……ウソだって言ってくれ!」

美嘉「……ゴメン。プロデューサーが、童貞だって知らなくて……」

P「そんな……でも、そうだ! 俺にはスタドリがある! インフルエンザだろうが複雑骨折だろうか一本飲めばたちどころに元気溌剌になれる愉快な効能のおクスリが――」

美嘉「童貞は、自然治癒しないんだよ、プロデューサー。スタドリの原料がなんであれ、無駄。もし仙豆だったとしても、無理」

P「バカな……! ま、待ってくれ。俺はまだ死ぬわけにはいかないんだ。プロデューサーとして、死ぬわけにはいかないんだ! アイドルたちをプロデュースする義務がある! あいつらの! お前らの! 眩しいくらいの煌めきを! 笑顔を! 世界中のみんなに届けるのが俺の仕事なんだ! 誇りなんだよ! それが、それだけが生き甲斐で! それができなくなったら……俺は……俺は……っ」

美波「文香さん。プロデューサーさんの思い、いかがですか?」

文香「ほぼイキかけました」

美嘉「台無し!」


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