過去ログ - 勇者「やべー魔界来ちまったやべー」
1- 20
6: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/23(木) 21:38:57.65 ID:vo9Wwr2K0
ごぼうみたいなおじいさんが、杖をついて茅葺屋根の小屋から出てきた。

長老「はい、誰を殺したいのかね?」

マッチョ「こいつらです! 殺してくれたらこの女あげます!」
以下略



7: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/23(木) 21:44:15.66 ID:vo9Wwr2K0
見ると首から上がピーマンの男が立っている。

勇者「なんだあんたは……」

ピーマン「俺はピーマン! ここの村で勇士をやらせてもらってるものだ!」
以下略



8: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/23(木) 21:47:17.34 ID:vo9Wwr2K0
夜、ピーマンの家にて。

アテナ「私はアテナ。村一番の美少女です」

デブ「ケッ、たかが漁村のミスコンで優勝した程度だろ? たかが知れてるさ」
以下略



9: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/24(金) 18:49:11.31 ID:md9rwzsI0
アテナのバッグが食料や雑貨などで、すぐにいっぱいになった。
これも、ひとえに村長の全面的な支援によるものである。

村人「じゃあな! もう戻ってくんじゃねぇぞ!」

以下略



10: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/24(金) 18:54:24.19 ID:md9rwzsI0
デブ「僕は料理が得意だ!」

デブはチャーハンを作った
勇者、デブ、ハゲ、アテナ、ピーマンの五人はチャーハンを食べ、昼にもかかわらず寝た。

以下略



11: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/24(金) 18:59:41.00 ID:md9rwzsI0
ハゲ「ちょっと寝っ転がりたいですな。長時間歩いて、足腰が疲れました」

デブ「ヘッ、坊主のくせにすぐへたばるんだな。煩悩の火で全身、黒焦げだぞ」

デブは変形ボタンを押した。
以下略



12: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/24(金) 19:04:39.96 ID:md9rwzsI0
デブ「おい! 深い谷だぞ、どうする! 崖沿いに走行するか!?」

アテナ「ギャーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

勇者「どうした!」
以下略



13: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/24(金) 19:12:16.44 ID:md9rwzsI0
デブのハンドルさばきにより、セダンは崖に落ちることなく右へと進路を変えた。
しかし、砂クジラ達は諦めることなく執拗に追いすがってくる。
機関銃がセダンの上に搭載されてあれば、クジラを撃ち落とすことも可能なのだが。
勇者は乾いた唇を舐めると、発煙筒を取り出し後方へ放り投げた。

以下略



14: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/24(金) 19:18:52.69 ID:md9rwzsI0
セダンは砂の下、硬い地盤を突き破り潜っていった。

ハゲ「これならクジラに襲われる心配はありませぬ。礼を言いますぞ、ピーマン殿」

ピーマン「俺は勇士としての義務を果たしただけだ。礼を言われるほどでもないさ」
以下略



15: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/24(金) 19:26:55.03 ID:md9rwzsI0
夜。

デブ「おい勇者! 起きろよ」

勇者「なんだよ……」
以下略



16: ◆bo5WNfoWAY[saga]
2017/02/24(金) 21:47:17.45 ID:md9rwzsI0
勇者らが近寄ろうとした時、チンパンジーがうごめく気配を感じ取り鼻をひくつかせた。

サル夫「臭う……臭うぞ! 油の匂いが! 何かがいるな! そこに!」

勇者「やべ、バレたか」
以下略



62Res/50.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice