31:名無しNIPPER[saga]
2017/02/24(金) 01:57:20.37 ID:whLr7hPA0
翌朝、愛梨を部屋に返したアタシはこれからのことを考え始めた
アタシのポジションにいる凛を迎える
愛梨の言っていた準備とはきっとアタシの以外のアイドルを集めること
アタシが最後のアイドルだったのなら、それ以外のアイドルを集めなければならない
だが、今のままでは凛に会うことなくアタシはシンデレラガールになってしまう
プロデューサーがいないアイドルをスカウトするのを待ってただけじゃダメだ
なら、アタシがやるべきことは
つかさ「プロデューサー、これ見てくんない?」
P「地方イベント計画書……ですか?」
つかさ「ああ、知名度アップのために少し地方での仕事増やしたらいいと思うんだけど」
ペラペラ……
P「岡山や長崎を回るイベントですか……とても魅力的な内容ですけど、現在つかささんには仕事のオファーがたくさん来てるんですよね」
つかさ「そこを一緒に考えるのがプロデューサーだろ? なんならアタシ1人で全部企画から運営までやっていい」
今までと同じなら総選挙前に凛のところに辿り着くことができない、なら他のアイドルのスカウトを早めるしかないだろ?
そのための地方イベントだ、ここで仲間を集めてやる!
P「そこまで言うとは本気なんですね……分かりました、今度の会議で提案してみましょう」
つかさ「おっし! じゃあちょっと時間ある? もう少し詰めたいんで意見くれない?」
P「分かりました、この資料をまとめたらやりましょうか!」
結果だけ言うとこの企画書は上層部の承認……いや、事務所主体の規模の大きなイベントとして企画されることになった
もちろんアタシの企画書で提案していた岡山、静岡、長野、愛媛、長崎、沖縄……そして福井もイベント開催地に加えてもらうことができた
話し合い中に思ったけど、やっぱアタシとプロデューサーは世界が違っても最高のパートナーかもな
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