過去ログ - 小関麗奈「今日はレイナサマの勝ちね」南条光「ま、まだだ!」
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79: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:36:13.24 ID:4fMEElnd0

 疾走する二人をそれぞれの表情で見送る人々の中に、先ほどの男児三人組もいた。

「がんばれー! 二人とも、がんばれー!」

以下略



80: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:36:50.41 ID:4fMEElnd0

「ハァ……ハァ……たいしたもんね、あんだけ大変な目にあったのに、ついてくるなんて」

「それは……ハァ……レイナだって……ハァ、同じだろ!」

以下略



81: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:37:16.91 ID:4fMEElnd0

「そういうレイナだって、運動はアタシより苦手だろ!?」

「アンタが体力バカなのよ!」

以下略



82: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:37:54.38 ID:4fMEElnd0

「ライバルってわけだな! それなら、アタシだって!」

 光はその瞳をいっそう燃え滾らせて、さらに加速する。

以下略



83: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:38:23.37 ID:4fMEElnd0

「ハハッ、アンタってホントに――」

 言いかけて、その後を飲みこむ。
 そして、宣言する。
以下略



84: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:38:58.44 ID:4fMEElnd0

 レッスン場が見えてきた。

 二人は残った力の全てを振り絞って走る。

以下略



85: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:39:31.80 ID:4fMEElnd0

 ***

 プロデューサーはいつものレッスン場、その受付ロビーで、自分の手帳を片手にコーヒーをすすりながら、担当アイドル二人が到着するのを待っていた。

以下略



86: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:40:13.17 ID:4fMEElnd0

「相変わらず忙しいか、プロデューサー」

 トレーナーの青木が、手帳とにらめっこしているプロデューサーに声をかける。

以下略



87: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:40:50.69 ID:4fMEElnd0

「あぁ、いや、すまない。責めているわけじゃないんだ。考えてみれば、キミも大変だな。まだ、『見習い』だというのに、あの二人の担当とは」

「はは、そうかもしれません。言ってしまえば、『じゃじゃ馬』ですから。あの二人は」

以下略



88: ◆97Mk9WqE8w[sage saga]
2017/02/26(日) 21:41:19.77 ID:4fMEElnd0

「麗奈は言わずもがな、なのですが……」

 プロデューサーの二の句を青木が継ぐ。

以下略



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