過去ログ - 小関麗奈「今日はレイナサマの勝ちね」南条光「ま、まだだ!」
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◆97Mk9WqE8w
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2017/02/26(日) 21:38:23.37 ID:4fMEElnd0
「ハハッ、アンタってホントに――」
言いかけて、その後を飲みこむ。
そして、宣言する。
以下略
84
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:38:58.44 ID:4fMEElnd0
レッスン場が見えてきた。
二人は残った力の全てを振り絞って走る。
以下略
85
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◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:39:31.80 ID:4fMEElnd0
***
プロデューサーはいつものレッスン場、その受付ロビーで、自分の手帳を片手にコーヒーをすすりながら、担当アイドル二人が到着するのを待っていた。
以下略
86
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:40:13.17 ID:4fMEElnd0
「相変わらず忙しいか、プロデューサー」
トレーナーの青木が、手帳とにらめっこしているプロデューサーに声をかける。
以下略
87
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:40:50.69 ID:4fMEElnd0
「あぁ、いや、すまない。責めているわけじゃないんだ。考えてみれば、キミも大変だな。まだ、『見習い』だというのに、あの二人の担当とは」
「はは、そうかもしれません。言ってしまえば、『じゃじゃ馬』ですから。あの二人は」
以下略
88
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:41:19.77 ID:4fMEElnd0
「麗奈は言わずもがな、なのですが……」
プロデューサーの二の句を青木が継ぐ。
以下略
89
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:41:51.41 ID:4fMEElnd0
「ですけど、きっと相容れない間柄ではないと思います。むしろ、二人はお互いにとって『最高に価値ある相棒』になれるのではないか? と私は考えています」
青木は何も言わずに、ただ得心したような笑みでうなずいている。
以下略
90
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:42:24.40 ID:4fMEElnd0
「えっ、ちょ、どうしました!?」
驚いて駆け寄るプロデューサーと目のあった二人は、普段はいない人物がいることなど全く気にしない様子で、ほとんど同時に「どっち!?」と声を張り上げる。
以下略
91
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:42:53.92 ID:4fMEElnd0
光も同じように
「プロデューサーさん――ぜェ、ぜェ――どうだった? わかる!?」
と額に汗をたらしながら、ムキになってつめ寄る。
以下略
92
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:43:25.07 ID:4fMEElnd0
随分と息を切らせている彼女らを見て、彼は尋ねる。
「えっと、競争でもしてたのですか? そんなに息を切らして。というか、この後のレッスン、大丈夫です?」
以下略
93
:
◆97Mk9WqE8w
[sage saga]
2017/02/26(日) 21:43:54.56 ID:4fMEElnd0
本SSは、2月上旬に行われたとあるイベントで無料配布した掌編を微修正したものとなります。
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