過去ログ - 鞠莉「果南が…」千歌「戻ってこない…?」
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14:名無しNIPPER[saga]
2017/03/05(日) 21:32:39.96 ID:oUECwn7k0

善子「あ、い、生きて……っ! じゃ、じゃあ救急車を!」

鞠莉「……呼んだわ」

善子「あ、そう、そう、よね……」

ルビィ「あ、あの、ううん、やっぱり何でも……」

ルビィが何かを言いかけてやめる。

何を言いたいかは皆が分かっていた。

――警察を呼ぶべきだ。

さっきまで一緒にいた人が、こんなに駅から離れたところで倒れている。

普通じゃないという思いが、ぞわぞわと意識に広がってくる。

鞠莉「……っ」

曜「鞠莉さん、震えてる……」

ダイヤ「鞠莉さん、この上着を。……警察へは、わたくしが」

自分の巻いていたマフラーと上着を鞠莉に着せ、ダイヤがふらふらと少し離れた。

ダイヤが電話口で何か話しているが、内容は入ってこなかった。

自分たちは、ただただ誰からともなく手や肩を寄せ合い、土気色の顔で横たわる果南を見つめているしかなかった。



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