過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ?」天海「2スレ目っす!」ダンガンロンパV3
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769:[saga]
2017/03/29(水) 21:38:50.37 ID:u0PAZHfH0
赤松「……最原くん、君はすごく素敵な男の子だよ。だって、一生懸命勇気を出して私に思いを伝えてくれた……それがどんなに困難なことなのか、私には分かるよ」

赤松「だから今度は私の番、君のその勇気に私が応える番なんだ。だから……私の思いを聞いてください」

最原「………」
以下略



770:[saga]
2017/03/29(水) 21:42:49.71 ID:u0PAZHfH0
赤松「……もう一度勇気を出して欲しいな、終一くん」

最原「あっ……!う、うん。その……楓、目を瞑って……」

赤松「……はい」
以下略



771:[saga]
2017/03/29(水) 21:46:05.93 ID:u0PAZHfH0
――――――――――――――――――――

 それから程なくして、モノクマは外の世界に続く扉を開いた。事情を知っている僕以外の人たちは困惑していたけど、先頭に立って進む僕に続いて外に出る事を決めたんだ。

 そして……僕たちは知ってしまった。自分たちが自ら望んでこのダンガンロンパに参加していた事や自分たちがフィクションの存在と化してしまった事、そして、今までの学園生活が全て見世物にされていた事を……
以下略



772:[saga]
2017/03/29(水) 21:47:24.35 ID:u0PAZHfH0
「た、タクシー!止まってくれよっ!」

 交通量の多い町の中で息を切らせながら手をあげる僕。しかし、目当ての車はなかなか止まってくれず、焦りが募るばかりだ。

「ああ、もう!なんでこんな時に限って運が悪いんだよ!?」
以下略



773:[saga]
2017/03/29(水) 21:48:12.55 ID:u0PAZHfH0
 お互いの活躍を称え合う僕たち、そう、あの学園生活からとても長い月日が経っていた。

 ダンガンロンパV3で得た才能を活かす道を歩き出した僕たちは、それぞれ別の道を歩き始めた。僕は探偵の道を、天海くんはチームダンガンロンパに就職し、自身の超高校級のラッキースケベの才能を活かして人の死なないダンガンロンパをプロデュースし始めたのだ。

 天海くんの功績は絶大で、今までのコロシアイ学園生活よりも多くの収益を上げつつ視聴者の過激な欲求に応える番組を作れているらしい。この10年近く、人の死ぬダンガンロンパは手がけられていない。それも彼のおかげだ。
以下略



774:[saga]
2017/03/29(水) 21:48:56.60 ID:u0PAZHfH0
「んあ〜!遅いぞ最原!待ちくたびれたぞい!」

「そう言ってやるなよ。終一だって大急ぎで来たんだからよ」

「皆……来てくれたんだ!」
以下略



775:[saga]
2017/03/29(水) 21:49:38.18 ID:u0PAZHfH0
「すいません!旦那さんはいらっしゃいますか!?」

「は、はい!僕です!」

「急いで中に!もうじきですよ!」
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776:[saga]
2017/03/29(水) 21:50:39.40 ID:u0PAZHfH0
 ……この世界は時に残酷だ。理不尽な絶望が僕たちを襲うかもしれない。

 でも、そんな絶望の中にも確かに希望はある。あの学園生活の中で僕がかけがえの無い友達と何よりも大切な女性を見つけた様に、希望は必ずそこにあるのだ。

「ほぎゃぁぁぁっ!ほぎゃぁぁぁっ!」
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777:[saga]
2017/03/29(水) 21:51:56.94 ID:u0PAZHfH0
最原(茶柱さん……僕だけじゃない、男子全員を忌み嫌っていた彼女とここまで分かりあえる日が来るなんて思ってもみなかった。今の僕たちには確かな絆がある。でも、僕はこれを友情で終わらせたくは無いんだ……!)

最原(僕は女の子としての茶柱さんが好きだ。彼女は……茶柱さんは、僕のことをどう思っているのだろうか?)

最原(知りたい、彼女の気持ちを……そして伝えたい、僕の思いを……!)
以下略



778:[saga]
2017/03/29(水) 21:53:15.40 ID:u0PAZHfH0
―――最原の研究教室

最原「……そろそろかな」

―――ガチャッ
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