過去ログ - 最原「超高校級のラッキースケベ？」天海「２スレ目っす！」ダンガンロンパV3
↓ 1- 覧 板 20
811:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:28:42.75 ID:/pY7Dhpq0
最原（東条さん……色々と皆の世話を焼いてくれた超高校級のメイド、僕は彼女を完璧な人間だと思っていた。でも、本当はそうじゃなかったんだ）

最原（彼女と関わって、その内面を知る内にそのことが分かってきた……東条さんも一人の女の子で、ただの人間なんだ）

最原（……僕は今、彼女に傍に居て欲しいと思ってる。メイドとしてじゃなく、一人の女の子として傍に居て欲しいんだ……）
以下略


812:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:29:25.54 ID:/pY7Dhpq0
―――最原の研究教室

東条「………」

最原「……思ったより早かったね、東条さん。来てくれてありがとう」
以下略


813:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:30:09.53 ID:/pY7Dhpq0
東条「……最原くん、あなたの気持ちはすごく嬉しい、これは本当よ。でも……これ以上は駄目、私たちはこのままの関係で居ましょう？あなたが望むなら、そう言った依頼も特別に受けて……」

最原「……そんなの、間違ってるよ」

東条「え……？」
以下略


814:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:30:55.41 ID:/pY7Dhpq0
東条「……最原くん、もう止めて頂戴……！私だって辛いのよ……！」

東条「もしここであなたに好意を告げられたら、きっと私はその思いに応えたくなる……そうしたらもう、二度とメイドの私には戻れないわ。同時に二人以上の主を持つことなんてメイドとしてあってはならないことなのだから！」

東条「だから……だから……っ！」
以下略


815:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:32:09.61 ID:/pY7Dhpq0
最原（……この思いが彼女の重荷になるのかもしれないと言うことは分かってる。でも、東条さんに自分の生き方を縛って欲しくない……どうか届いてくれ、この思い！）

東条「……ずるいわよ、最原くん……！」

最原「……！」
以下略


816:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:34:43.82 ID:/pY7Dhpq0
最原「……もちろんさ。君が望むなら、どんなわがままも受け止めるよ」

東条「ふふ……ありがとう、最原くん……。それじゃあ、抱きしめて貰っても構わないかしら？」

最原「うん、喜んで……」ｷﾞｭｯ…
以下略


817:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:35:48.61 ID:/pY7Dhpq0
――――――――――――――――――――

　それから程なくして、モノクマは外の世界に続く扉を開いた。事情を知っている僕以外の人たちは困惑していたけど、先頭に立って進む僕に続いて外に出る事を決めたんだ。

　そして……僕たちは知ってしまった。自分たちが自ら望んでこのダンガンロンパに参加していた事や自分たちがフィクションの存在と化してしまった事、そして、今までの学園生活が全て見世物にされていた事を……
以下略


818:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:38:08.76 ID:/pY7Dhpq0
「……おはようございます、ご主人様。朝食の準備は整っております」

「うん、ありがとう」

　いつもと変わらぬ朝、目覚めた僕は身なりを整えると朝食を食べに居間に向かった。もうすでに東条さんは僕の起きて来る時間を見計らって朝食を作ってくれていたらしい。
以下略


819:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:40:52.44 ID:/pY7Dhpq0
「……あの、ご主人様？まだ何かご不明な点がおありですか？」

「いや、特には」

「では、なぜ朝食に手をつけないので？」
以下略


820:塩[saga]
2017/03/30(木) 21:41:49.24 ID:/pY7Dhpq0
「……僕は幸せ者だな。こんなに美味しい食事を毎日斬美に作って貰えるんだもの」

「当然でしょう？だって私は……」

「超高校級のメイドだから？」
以下略


1002Res/467.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice