過去ログ - 稲城「面会、ですか」
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6: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2017/03/09(木) 01:37:02.92 ID:MdTGKv9W0
ミュトス「……もう十分だ。私は帰らせてもらうとするよ、陽くん、外で待ってるから。じゃ」ガタッ

陽「あ、次郎くん!」

ミュトス「……わざわざ話を聞かせてもらって、どうも」ガチャ

稲城「……今のは、お礼ということでいいのかな?」

陽「たぶん。…素直じゃないんです、彼」

稲城「なるほどね。…なぁ、陽ちゃん。その、凛は、元気かな?」

陽「はい。いつもいつも、仕事が終わったら、帰ってそのままのカッコで寝ちゃって、お酒ばっかり飲んで…休日も寝てばっかりで」ハァ

稲城「そうか…相変わらずのようだね」ククッ

陽「ええ、もう。あの調子じゃ、嫁の貰い手も当分どころか向こう十年はありませんね。…ですから、もし戻ってきたら、稲城さんがもらってやってください」

稲城「それは…ちょっと無理だろうね。凛は魅力的な人だ。十年もすれば、いずれはきっと、私などではない他の、もっといい人が見つかるよ」

陽「本当にそう思ってるんですか? ……じゃあ、私はこれで失礼します。考えておいてくださいね、今の話。冗談じゃないですから」ガチャ

稲城「……凛。僕は…」


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