過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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121:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:39:37.09 ID:aiWyufnc0
男「ずっと思ってたんだけどさ…くぅこっていつ寝てるんだ?」

夜は見回り、朝もずっと何処かで隠れて俺たちを見守ってくれている。

彼女は一体いつ何処で寝ているのだろう。
以下略



122:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:40:09.40 ID:aiWyufnc0
くぅこ「伏せるでごじゃる!」

男「んぉ!?」

急にくぅこに頭を押さえつけられた。
以下略



123:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:41:11.24 ID:aiWyufnc0
「ただの童女だと軽んじていたが、やり手であったか」

くぅこ「このせっしゃに勝負を申し込むとは…後悔するでごじゃるよ」

くぅこが上にクナイを投げつけるとそれをかわすようにして天井から一人の忍者が物音一つ立てずに着地した。
以下略



124:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:42:00.51 ID:aiWyufnc0
くぅこ「男殿は下がっているでごじゃる…」

男「くっ、くぅこぉ…大丈夫なのか…?」

くぅこ「安心してそこで見ているでごじゃるよ」
以下略



125:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:42:34.08 ID:aiWyufnc0
忍者「お命頂戴するッ…!」

男「ひィッ!」

相手の忍者が動き出したと同時に反射的に腕で顔を庇い、目を閉じてしまった。
以下略



126:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:43:06.61 ID:aiWyufnc0
男(どうなったんだ…?)

とりあえず…痛みは感じない…
何かされた感じもしない…

以下略



127:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:45:15.95 ID:aiWyufnc0
男(す、すげぇ…)

忍者「…どうした。さっさと殺さんのか」

くぅこ「男殿の先ほどの反応を見てあの方は血に慣れた方ではないと見受けたでごじゃる。できればここでお主の血を散らすことは避けたいでごじゃるよ」
以下略



128:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:45:58.71 ID:aiWyufnc0
くぅこ「依頼主の詳細を話すことを約束すれは、拘束するだけで命までは取らぬでごじゃる」

忍者「それなら…ぐふぉっ…!」

くぅこ「んなっ!?」
以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:46:35.57 ID:aiWyufnc0
大量の血で畳と布団を汚したあと、その男は力尽きた。

男「ひっ…ぁ…」

目の前に広がる赤黒い非日常を目の当たりにした俺はそこで気を失った。
以下略



130:名無しNIPPER[saga]
2017/03/11(土) 14:47:57.78 ID:aiWyufnc0
なうろうでぃんぐ…

(-ω-)


131: ◆hs5MwVGbLE[saga]
2017/03/12(日) 02:18:03.21 ID:yo5sFKtm0
………………

妖狐姫「殺されかけた…!?何じゃと!?それは真か!」

俺たちは昨日の夜の出来事を妖狐姫に話した。
以下略



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