過去ログ - 妖狐姫「わらわの座椅子となるのじゃ」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:15:32.14 ID:LEm2Q0Fn0
男「くぅこ……」
くぅこ「…後は、主殿がどうしたいかでごじゃるよ」
男「だ、だから…俺はどうしたらいいか分からなくなったって…」
以下略
200
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:16:26.21 ID:LEm2Q0Fn0
くぅこ「姫様が本当に主殿と共にあることを飽きた、諦めたのなら…転移鳥居を開くはずでごじゃる」
くぅこ「でも姫様は主殿にまだこの世界に止まることを勧めた…主殿が諦めなければまだ希望は残されているでごじゃるよ」
男「そう…か…俺がまだ諦めなければ…」
以下略
201
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:17:10.06 ID:LEm2Q0Fn0
くぅこ「…知り合いのくノ一に夜だけ市場で車屋を営んでいる者がいるでごじゃる」
くぅこ「その者に今から言う合言葉を告げれば、主殿がせっしゃの知り合いだということが分かるでごじゃるよ」
くぅこ「今はとにかく、姫様の元へ向かうべきでごじゃる」
以下略
202
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:17:51.37 ID:LEm2Q0Fn0
………………
夕方、俺は隣街へ向かう妖狐姫とてんこさんを見送った。
男「お気をつけて」
以下略
203
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:18:21.05 ID:LEm2Q0Fn0
…………
シエン「姫君がこちらへ向かっているとの情報が入りました」
しらこ「結果的には上手くいったということか…ヤオには感謝しなければな」
以下略
204
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:19:35.04 ID:LEm2Q0Fn0
…………
そしてついに夜が来た。
男「ごめんな…本当はこんな状態のお前を置いて行きたくないんだが…」
以下略
205
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:21:46.60 ID:LEm2Q0Fn0
くぅこ「…主殿!」
布団に横たわるくぅこに背を向けた瞬間、彼女に呼び止められた。
男「どうした…?ってお前!」
以下略
206
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:22:25.07 ID:LEm2Q0Fn0
…………
「ん?何だいあんた。こんな誰もいない夜に耳も尻尾も隠してるなんて変わってるね」
男「俺はくノ一くぅこの主人。男だ」
以下略
207
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:24:21.57 ID:LEm2Q0Fn0
俺は人力車を前に大口を開けていた。
男「え…嘘だろ?」
以下略
208
:
名無しNIPPER
[saga]
2017/03/13(月) 23:24:49.33 ID:LEm2Q0Fn0
なうろうでぃんぐ…
(-ω-)
209
:
◆hs5MwVGbLE
[saga]
2017/03/14(火) 18:37:33.22 ID:eTYrdAXz0
…………
くろこ「ふぃー!!!いい運動だったぜ」
男「ハァ…ハァ…」
以下略
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