過去ログ - アンリエッタ「サイト卿をしばらくお貸し下さいまし」ルイズ「はああああぁあ!?」
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名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 02:39:38.34 ID:pG2FZOCP0
タバサ「……触って」
サイト「あ、うん」
こちらの手を取り、こてんと小首を傾げ、そんな願いを口にするタバサに、サイトはもう、どうしようもなくなって、こくんと頷く。
以下略
53
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 02:42:55.78 ID:pG2FZOCP0
その次の夜はティファニアの番だった。
ティファニア「よ、よろしくお願い致します!!」
サイト「こ、これはこれはご丁寧にどうも。こちらこそ、よろしくお願いするでごさる」
以下略
54
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 02:46:18.53 ID:pG2FZOCP0
さて、そのようにして一巡し、それでは3日目は最初に戻ってアンリエッタかと言うと、そうでもなかった。
アンリエッタの強い希望と、その他2人の同意もあり、それからは3人一緒に酒池肉林が繰り広げられたのだ。
ルイズ「一対一ならともかく、みんなで一緒になんてそんなのダメ!!」
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55
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 02:50:45.23 ID:pG2FZOCP0
シエスタ「それではお洗濯をして来ますので、サイトさんのこと見てて下さいね」
アニエス「わかった。我が主君の粗相……誠に申し訳ない」
シエスタ「いえいえ!お互い様ですから!」
以下略
56
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 02:53:13.47 ID:COONY6LyO
ノボル成仏しろ
57
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 02:53:57.25 ID:pG2FZOCP0
アニエス「そ、その声はまさか!?」
デルフ「ほう。さすがに剣士の嬢ちゃんは踏んできた場数が違うねぇ。お察しの通りだ」
即座にこちらの正体を看破したアニエスの察しの良さを、デルフはカラカラ笑って賞賛した。
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58
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 02:58:52.78 ID:pG2FZOCP0
アニエス「は?」
言ってる意味がわからずに、間抜けな声を上げるアニエスに、デルフは畳みかける。
デルフ「あんただって、毎晩毎晩、人のあられもない姿を見せつけられて、さぞ溜まってんだろ?だから、ここらでスッキリしちまえよ」
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59
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 03:05:38.31 ID:pG2FZOCP0
その様な一幕もありつつ、ひと月余り続いた蜜月は終わり、来訪者達は、皆それぞれつやつやした顔で去って行った。
アンリエッタ「それではまた」
タバサ「……またね」
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60
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 03:37:30.01 ID:pG2FZOCP0
それからさらに時は流れ……
サイト「機関好調。天候良好。視界良好。絶好の飛行日和だなぁ……」
サイトは人々が『竜の羽衣』と呼び崇めるゼロ戦に乗り、大空を舞っていた。
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61
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 03:39:41.35 ID:pG2FZOCP0
エピローグ。
ルイズ「ちょっとサイト!朝ごはんの時にパソコン見るのはやめてって言ってるでしょ!?」
サイト「へっ?あ、ああ、ごめんごめん」
以下略
62
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/13(月) 03:41:04.86 ID:pG2FZOCP0
聖戦終結後、教皇が送りつけてきた『始祖の円鏡』の力を用いて、元の世界に戻ることを決めたサイトと共に、ルイズはこの現実世界についてきた。
本来ならば1人しか通れないそのゲートをくぐることが出来たのは、デルフのおかげだった。
彼は最後の力を振り絞り、ルイズをこちらの世界に連れて来てくれたのだ。
以下略
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