57:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 17:05:12.68 ID:yI94AnC90
天使「厄介ね…」
奏が踵を返し体育館の方へ向かった。奏が女子寮から離れれば、俺もこの場に留まる必要はないはずだ。
俺の役目も終わりのようだな…
ゆりの元へ戻ろうと俺も踵を返した時、スピーカーから聞こえてくる岩沢の歌声に俺は違和感を覚えた。
…この違和感はなんだ?以前聞いた岩沢の歌声と何かが違う。
岩沢『風見と話をした後、あたしなりに色々考えてさ』
岩沢『気づいたら、この曲が出来てたんだ』
天使『…思い残すことがなくなれば、次の人生が始まるわ』
岩沢と奏の言葉を思い出す。
俺はまだ数回しか聞いてないが、岩沢の歌には必死さが詰まっていた。泥臭さがあった。
しかし、このスピーカーから聞こえてくる歌声はひたすら美しくて…なんの迷いもなかった。
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