60:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/17(金) 23:23:36.74 ID:4jcL5y9MO
雄二「見えるか…?」
寮の屋上で銃を構え、照準器に右目を合わせて覗き込むと、銃口を向けた先に、体育館の2階の窓を通してステージが正面に見えた。
雄二「岩沢は……?」
ステージの上を探すと、アコースティックギターを弾きながら歌っている岩沢を見つけた。
雄二「……さて…」
寮から体育館までの距離は約1q。
暗夜で屋外からの悪条件下での狙撃だ。
今回の狙撃は機材も足りなければ、準備も足りていない。事前に現場を念入りに見て歩いてないこの状況では、1発で決めるのは難しい。
しかし弾薬は、“何故か初めから装填されていた1発“しかない。
生前俺は、仕事の度に会社から支給される弾薬を使用していた。
だから、会社が用意した弾以外の持ち合わせがないのだ。
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