過去ログ - 白銀「性転換ライト2!安価もあるよ!」【ニューダンガンロンパV3】
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671
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名無しNIPPER
2017/03/28(火) 11:08:18.02 ID:V7C+ZicP0
男子1番 赤石 スバル(あかいし・すばる)
支給武器:ベレッタM92Fイノックス
被害者:なし
以下略
672
:
名無しNIPPER
2017/03/28(火) 11:08:46.46 ID:V7C+ZicP0
男子2番 浅黄 陽太(あさぎ・ようた)
支給武器:ハンマー
被害者:なし
以下略
673
:
名無しNIPPER
2017/03/28(火) 11:09:35.85 ID:V7C+ZicP0
男子3番 白羽 天満(しらはね・てんま)
支給武器:アイスピック
被害者:なし
以下略
674
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/28(火) 11:10:02.70 ID:V7C+ZicP0
女子1番 青田 深月(あおた・みつき)
支給武器:マイクロウージー
被害者:なし
以下略
675
:
名無しNIPPER
2017/03/28(火) 11:10:31.48 ID:V7C+ZicP0
女子2番 黒沢 乙女(くろさわ・おとめ)
支給武器:
被害者:なし
以下略
676
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/28(火) 11:11:02.46 ID:V7C+ZicP0
女子3番 緑埜 ほくと(みどりの・ほくと)
支給武器:鉛筆(HB・1本)
以下略
677
:
名無しNIPPER
2017/03/28(火) 11:11:58.08 ID:V7C+ZicP0
自分の武器を再確認し、緑埜ほくと(女子3番)が身支度を整えるのを待ってから、俺は身を隠していた倉庫のドアノブをゆっくりと回し目だけを動かして左右を確認しながら静かに扉を押し開いた。
先ほどまで白い光が乱反射していた辺りの光景は太陽の傾きと共にその色を変えており、今は止血帯が吸収しきれずじわりと溢れ出た血液のような赤色が、白い牢獄の壁一面を染めていた。
678
:
名無しNIPPER
2017/03/28(火) 11:12:30.26 ID:V7C+ZicP0
太陽が沈みきるまであとどれぐらいあるだろうか。土地勘のない俺が暗闇を歩くことは危険だ。今回のプログラム会場は狭い上に建物が多く、エリア分けも7×7と比較的小規模となっている。それに本部がD-4という、その限られたエリアの中で真ん中を陣取っているのでさらに面倒くさい。唯一救いがあるとすれば『信仰心の強いものは西北に足を踏み入れない』という、ほくとの提供した情報によって彼らの行動がそれなりに把握できそうだ、と言うことだけだ。
「…… とりあえず東、だな」
一通り地図と睨み合い、唸るようにそう言った俺の傍らに立ったほくとが「うん」と小さく頷く。それはとても奇妙で、そして心地いいものだった。
679
:
名無しNIPPER
[sage]
2017/03/28(火) 11:13:03.95 ID:V7C+ZicP0
のプログラムに巻き込まれてからというもの、俺には心の拠り所というものがとても少なかった。信じれば裏切られ、信じたものを裏切り、心からすべてを預けられた瞬間なんて、せいぜい『俺の名』で約束したあの時くらいだった。だからこそ、そのためにすべてを犠牲にしてでも生き残ろうと決意した。だけど愚かな俺はそのまま心を凍らせることも出来ずにまた心を動かされて立ち位置を見失い、結局中途半端な気持ちを抱えたまま何度も15歳限定の墓場に放り込まれている。
判っている。自分が何に渇望していたのか。
生きること、約束を守ること、そんなことじゃなかった。
以下略
680
:
名無しNIPPER
2017/03/28(火) 11:14:47.73 ID:V7C+ZicP0
そうだ、だから―― 『狂っていない』俺が殺して、救ってやらなければ。
俺とほくとに背を向け、立ち上がることもままならず膝立ちの状態で地面を這おうとしていた乙女の半分赤に染まったケープを左手で捉え、そのまま彼女の頭をうつ伏せに地面に叩きつけ背中に馬乗りになった。武器も持たず逃げ惑うだけの獲物を狙うことは酷く容易だ。
慈悲の心をもって無慈悲に行動を起こす。乙女の後頭部に銃口を押し付け、悲鳴すらあげる余裕も与えずに、俺はその手の冷たいトリガーを引いた。
以下略
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