過去ログ - 【ガルパン】マタニティ・ウォー! 最終章
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56:KASA[saga]
2017/03/20(月) 20:30:14.00 ID:8wl7wHa6O
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妊娠の原因についてまでの情報なら、すでに妊娠者全員に伝わってる。

麻子さんの優れた頭脳は、研究の中身を正確に理解して、さらに、自力で推論をし始めてる……。

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麻子「私は学者になる。分野はまだわからないけれど……とにかく、今回の事の原理を解明したい。みんなのためも、そど子のためにも」

みほ「……そ、そっか。」

そど子「私、なんども止めてるんだけどね……自分の一生を、そんな風に決めていいのかって」

麻子「いいって言ってる。私はもう、決めた」

そど子「……ありがと。一応お礼、言っとく」

みほ(……。)
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みほ焦る。
麻子さんはものすごく賢い。きっと本当に研究者さんになって、……その時に真実を知る?
あるいはもしかするとまさかまさか、隠ぺいのために研究者の道をそもそも閉ざされる?そんなドラマみたいなことが?

そしてそして更によくよく考えたら──

皆は何も知らされずにこれからの人生を送る。
でも、何かのきっかけで、みんなが突然に本当のことを知ってしまったら──そのほうがはるかに、ショックは大きいんじゃ……。



みほ(私……もしかして、間違ってるのかな……)

みほ(お父さんたちに、本当のことを知らせた方がいいのかな)




■239日

お姉ちゃんに相談──

まほ「難しいな……お母様に、相談をしよう」



姉と一緒にお母さんに相談──

しほ「私達だけで決められることではないわね。」



■240日目

お母さんが偉い人達に相談──

偉い人達「元妊娠者、元共有者にならば、告知を許可します。どうするかは、母体であるみほさんの意向にお任せします」



■241日目
ボールがみほに帰ってきた。

みほ「……どうしよう……」



エリカさんとお話し。
エリカ「戦車道大会を思い出しなさい。私達戦車乗りはそんなにヤワじゃない。ちゃんと受け止めて、そのうえで前に進める。……仮にもし「どうして黙っててくれなかったんだ」と恨んでくる奴がいたら──その時は、私も一緒に恨まれてあげる。私は……伝えるべきだと思う」



みほ、決心する。伝えよう。


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