過去ログ - 藤原肇「ふたりでひとつ、ですから」
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27: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:54:05.31 ID:nqVkAW2U0

肇「ふふ、日々のレッスンの賜物です」


P「流石はアイドルだな…」
以下略



28: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:55:54.09 ID:nqVkAW2U0

P「ん。じゃあ、行こうか」


肇「はい♪」
以下略



29: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:57:06.57 ID:nqVkAW2U0


ーーーーーーーーーーーーー


以下略



30: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 04:58:15.34 ID:nqVkAW2U0

肇「これが備前の自然の風景です。美しいでしょう。それに、丁度夕暮れ時で一層、綺麗です」


P「これは確かに見せたくもなるな…ありがとう、肇」
以下略



31: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:00:12.38 ID:nqVkAW2U0

肇「ふふ、よろしい……ちなみに、この場所をPさんに見せたかったのは、風景が綺麗だからだけではないんです」


P「え?」
以下略



32: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:01:53.82 ID:nqVkAW2U0

肇「悩んだ日々があったから、今の私があるんです。ここに、確かに。いつも悩んでいてばっかりの私だったけれど、あの頃より私は確かに成長した。そう思っています。我が儘かもしれませんが、今の私を、大切な思い出が詰まったこの風景に、大切なあなたと共に見せたかったんです」


P「肇…」
以下略



33: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:03:44.02 ID:nqVkAW2U0

P「…」クルッ


肇「…もう、顔、背けないでください。私も、ちょっと、恥ずかしいんですから」
以下略



34: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:05:00.39 ID:nqVkAW2U0

P「俺の方こそ、ありがとう。肇に出会えて、見た事もない景色をたくさん見させてもらった。夢を、見させてもらった。俺の、心から愛しい人になってくれた。本当に、ありがとう」


肇「Pさん…」
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35: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:05:52.49 ID:nqVkAW2U0

P「うん。こっちも何だか無性にキスしたくなった。肇の大切な思い出のこの風景に、見せつけてやろう。この場所で、また新しい思い出を作ろう」


肇「ふふ、そうですね」
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36: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:06:30.70 ID:nqVkAW2U0

P「…」


肇「…」
以下略



37: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:07:26.36 ID:nqVkAW2U0

P「う、うん。むしろ、好きだ」


肇「『好きだそうです』…っと。通知、切っておけば良かったですね…」
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38: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:08:41.10 ID:nqVkAW2U0

P「……よし、じゃあせめて、手を繋いで帰ろう!」


肇「!そうですね!折角の恋人との甘い時間を邪魔されたんです!このまま帰って、みんなに見せつけてやりましょう!」
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39: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:09:25.03 ID:nqVkAW2U0

P「…よし、そういう事ならいっそ腕も組むか!」


肇「いいですね、いいですね!」ギュウウウ
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40: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:11:03.44 ID:nqVkAW2U0

肇「いつか、私がアイドルを辞める日が来たら、私たちの関係はどうなるのだろう、という考えがよぎってしまって」


P「え?」
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41: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:11:57.79 ID:nqVkAW2U0

肇「そういうもの、なのでしょうか…」


P「多分な…だからこそ、たまには照れずにちゃんと言葉で伝えなきゃな」
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42: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:14:41.86 ID:nqVkAW2U0

P「アイドルとしても、恋人としても、これから先、不安になる時も、辛い時もたくさんあると思う。それでも、必ず肇の心が曇った時に側にいて支えてやる。肇が何度でも立ち上がって、肇の目指す夢の先へ手を伸ばし続けられるように…約束するよ。俺のすべてをかけて、肇を幸せにする。いつか、アイドルの夢から覚める時が来ても、また素敵な夢を見させてやる。ずっと、ずっと」


肇「…Pさん」
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43: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:16:09.31 ID:nqVkAW2U0

肇「私が、Pさんの…」


P「そうとも。俺だって不安になる時も、辛い時もたくさんある。プロデューサーとしても、恋人としてもな。でも、その度に肇に支えてもらった。力を、勇気をもらった。肇が俺を必要としてくれるように、俺だって肇が必要だ。だから、この先もずっと、側にいて欲しい」
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44: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:17:42.70 ID:nqVkAW2U0


肇「ーあなたと私。ふたりでひとつ、ですから」




45: ◆OW1CEojZt0DI[saga]
2017/03/18(土) 05:27:20.57 ID:nqVkAW2U0

タイトルの元ネタは昨年の大河ドラマ『真田丸』の名BGM「ふたりでひとつ」から。みんなも『真田丸』見よう!(ダイマ)

肇ちゃんのお母さんは何となく、肇ちゃんと茄子さんを足して二で割ったようなイメージだったので、こんな感じの人になりました。
そして、いつもより砂糖控えめの真面目な話になりました(当社比)
以下略



46:名無しNIPPER
2017/03/18(土) 19:58:16.46 ID:35L/fWIr0
今回の話も良かったです。最近あなたの肇SSが来るのをいつも首を長くして待ってますよ(肇Pもニッコリ^^)


47:名無しNIPPER[sage]
2017/03/23(木) 03:07:59.44 ID:zbXvAMEP0
甘くて死にそう
肇ちゃんがかなり楓さん化してる……?
おつおつ


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