9:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/18(土) 22:22:15.16 ID:6kFopQTWO
「……そっかぁ」
「うー……でもいいです。プロデューサーさんに許されないことはしたくないですし、それに」
「それに?」
「ずっと駄目だとは言われませんでした。まだ、って……そう言ってもらえましたから。だから我慢します。そのまだが終わって、いつか許してくれるその時まで」
「……うん」
「あ、でもっ」
「うん?」
「お願いするのはやめません。欲しい、ください、ちゅーしましょう、って……プロデューサーさんへお願いするのは、ずっといっぱい続けますからねっ」
「うん」
「だから、その……できるだけ、早く、叶えてもらえると嬉しいです。……信じてますから」
「……うん。まぁ、できるだけね」
「はいっ」
「んー……と、それじゃあ」
「?」
「これからもいろいろ誘惑されちゃうらしいのは覚悟しておくとして。とりあえず、ほら。今日許してあげられるのはここまでだから」
「あ……えっと、プロデューサーさん。その……」
「ん?」
「ちゅーはいっぱい……私の跡はたくさん……プロデューサーさんにして、付けたいし……付けますけど……」
「けど?」
「その前に……はいっ、プロデューサーさんも、ですっ」
「……うぅん、僕のほうはべつに」
「だーめ、です。……プロデューサーさんが私を許して甘えさせてくれるみたいに、私もプロデューサーさんをいっぱい許してたくさん甘えさせてあげたいんです。だから、私が甘えた分だけ、プロデューサーさんも」
「んー……とは言われてもなぁ」
「そうですねー……例えば、ちゅーとかー。ほっぺにちゅっちゅってしたり、首元へずっとちゅーちゅーってし合ったり、あとは……その、唇と唇でむちゅーってしたりとかー」
「それは愛梨がしたいって思う願いなんじゃない?」
「プロデューサーさんは私としたくないんですか?」
「そういうことじゃないけど」
「私はこんなにしたいのにー……」
「こら、唇むちゅーっとしないの。……もう、これは思ったよりも大変そうだねぇ。愛梨の誘惑」
「えへへ、お願いするときは思いっきりしなきゃ駄目だーって教わりましたからっ」
「それはまたなんともまぁ。……あぁ、でもそれなら」
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