過去ログ - 風見雄二「死んだ世界戦線?」3
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/21(火) 14:27:22.56 ID:dHerXvQl0

日向に連れられ、俺達は体育館の倉庫の前にいた。

雄二「この中に入るのか?」

日向「こういう所に居そうなのがひとりいるんだよ」

関根「そんな恐い人とはあまり友達になりたくないんですが…」

引き戸を開けて、中に入っていく。中はほとんど光源がなく、薄暗い。

そして下を見ると、何故か床にマグロの人形が転がっていた。

ひさ子「何だこれ?」

入江「魚ですね…」

雄二「魚というかマグロだな」

日向「でも、これがここに転がってるってことはビンゴだ…」

日向「椎名っち、探したぜ」

椎名「…何用だ」

奥の暗闇から声だけが聞こえてくる。

日向「椎名っち。お前さ、運動神経いいじゃん?」

椎名「さぁな。測ったこともない」

日向「絶対いけるって!野球しようぜ?」

関根「中島か」

入江「しおりん!」

関根「おっと」

雄二「……フム」

確かに身体能力の高い椎名がチームに加われば、勝利に近づくことができるかもしれない。

そして幸いにも、“これ“が好きなやつとの交流の方法は、美浜学園で学んでいる。

仕方ない、ここは俺が一肌脱いでやるとするか…

雄二「……カルビ」

椎名「……ッ!?」

雄二「……カルビ…カルビ!カルビ!」

椎名「……赤身!赤身!赤身!」

岩沢「え?風見?」ボーゼン

日向「おい、何してるんだ…?」

雄二「ハラミ…ハラミ!ハラミ!」

椎名「トロ…トロ!トロ!」

ひさ子「こいつら…何キメてんだ…?」ガタガタ

関根「パねぇっす…パねぇっすよ…風見さん…!!」ガクガク

入江「怖いよぉぉぉ!!」ガーン!!

こうして、椎名が仲間に加わった。



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