過去ログ - 美城専務「君に仕事を頼みたい」きらり「にょわ?」
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19: ◆ikbHUwR.fw[saga]
2017/03/21(火) 04:21:01.70 ID:vaRfIaWv0
美城「…………仲良く」

きらり「はい」

美城「それだけか?」

きらり「はい」

美城「……そうか」

きらり「…………」

美城「ショーモデルの件は、了承したと伝えておこう。今後君には専用のレッスンが組み込まれる。スケジュールについては武内君から聞いてくれ」

きらり「!! はい! ありがとうございます!」

美城「礼はいらない。私としても是非とも引き受けたい仕事だったからな。正直、君の答えを聞いてほっとしている」

きらり「会社の利益になるからですか?」

美城「いや……たしかに大きい仕事ではあるが、それだけではないな。私にもファッションショーを開くデザイナーの気持ちが理解できるということだ」

きらり「?」

美城「君が気にする必要はない」

きらり「そう、ですか……あ、えっと、その……」

美城「どうした?」

きらり「専務さんは、こういう敬語のほうがいいですか? それとも……」

美城「私は……どちらでも構わない。君が話しやすい口調を使いたまえ」

きらり「――おっけー☆ ばっちし!」

美城「ふむ、話しやすいのはそちらか」

きらり「んふふー☆ 専務さんってぇ、ちょっと杏ちゃんと似てるにぃ」

美城「双葉と? 私が?」

きらり「うんっ」

美城「……どこを見てそう思ったのかは知らないが、そういうことはあまり言わない方がいい。私は気にしないが、双葉が聞いたら気を悪くするだろう」

きらり「どうしてぇ?」

美城「私は、どちらかといえばアイドルたちから嫌われているだろうからな」

きらり「……杏ちゃんはとっても頭のいい子だから、専務さんが会社のためを思ってることぐらいわかってるにぃ」

美城「しかし……」

きらり「飴好きなところもそっくし☆」

美城「私は飴好きではないぞ? 甘いもの全般が苦手でな」

きらり「え?」

美城「なんだ?」

きらり「飴食べないのに、いつも飴持ち歩いてるにぃ?」

美城「…………」





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