過去ログ - 【アイマス】秋月涼「異能力バトルロイヤル」【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【アイマス】秋月涼「異能力バトルロイヤル」【安価】

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42: ◆HqiW5.MNPc[saga sage]
2017/03/26(日) 22:02:30.65 ID:YGs/fHvso
『今よ、涼！』

周子の後方、虚空にぶつける虚言。
出鱈目な筈のその言葉に、塩見周子は嫌が応にも反応せざるを得ない。
誰もいない背後に、周子は殺意の籠った左腕ごと身を翻す。

以下略

43: ◆HqiW5.MNPc[saga sage]
2017/03/26(日) 22:31:29.98 ID:YGs/fHvso
「がっ………………！？」

分からない。自分の身に、何が起きたのか。
今理解できたのは、自分の四肢が地面に打ち付けられるようにして完全に拘束され、ナイフが手元を離れずに残っているということ。

以下略

44: ◆HqiW5.MNPc[saga ]
2017/03/26(日) 22:35:29.72 ID:YGs/fHvso
今日はここまでで。続きはまた明日更新します。

ロコの台詞が難しい………どうしてもルー語みたくなってしまう…………

45:名無しNIPPER[sage]
2017/03/27(月) 19:05:18.26 ID:VA5RPkNpo
流石に遅すぎない？

46: ◆HqiW5.MNPc[saga ]
2017/03/27(月) 20:01:59.14 ID:Y11J+EKeo
お待たせして申し訳ありませんでした。
只今から更新再開します。

47: ◆HqiW5.MNPc[saga sage]
2017/03/27(月) 20:22:34.42 ID:Y11J+EKeo
物陰からひょっこり出てきた少女が、どうやら今夢子の自由を奪っている人々を支配下に置く張本人のようだった。
ロコと名乗った少女は軽い足取りで夢子に近付くと、力の入らない夢子の手からナイフをひったくり、そのまま周子に放り投げた。

「あっぶな！」

以下略

48: ◆HqiW5.MNPc[saga sage]
2017/03/27(月) 20:42:22.12 ID:Y11J+EKeo
夢子の直感は本物だった。金属製のナイフを灰塵に変える能力を人体に直接食らえば、まず致命傷は免れないだろう。
焦る夢子の心境を知ってか知らずか、周子は静かに夢子の元へ歩みより、未だ瘴気を纏った左腕を夢子の顔前に翳した。

「まぁ、そういうことだから。恨まないでね？あたしも死にたくないし」

以下略

49: ◆HqiW5.MNPc[saga sage]
2017/03/27(月) 20:51:29.65 ID:Y11J+EKeo
秋月涼と、目の前の少女。命を懸けた勝負の最中では、正しいのはきっと少女の方なのだろう。

「あの子の能力。教えてくれれば、もしかしたら助かるかもしれないよ？」

ならば私は、桜井夢子はどうする？

以下略

50:名無しNIPPER[sage]
2017/03/27(月) 20:53:36.42 ID:/YRDcLu90
2

51: ◆HqiW5.MNPc[saga sage]
2017/03/27(月) 21:33:14.48 ID:Y11J+EKeo
『僕は死にたくないけれど、君が死ぬのも見たくないんだ』

私は、生き残る為なら、願いを叶える為なら、どんなことでもするつもりだった。

「………て」

以下略

52: ◆HqiW5.MNPc[saga sage]
2017/03/27(月) 22:23:26.26 ID:Y11J+EKeo
『如何様』の能力で、夢子以外の全員が上空を見上げる。その視線の先にあったのは、十数個の石の礫。
投げたのは、息を切らしてその場に駆けつけた秋月涼、その右腕。
石礫は落ちるその瞬間、光沢を放つ三角形に、鋭い矢尻の雨霰に姿を変化させた。

「来たっ！？」

以下略

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