過去ログ - 穂乃果「行くよ!リザードン!」
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155:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 03:39:03.09 ID:ha7ZcpN9o
あんじゅの目が捕捉したのは壁際の方向。
みかん色の髪の毛、ハーデリアへと指示を出して一生懸命にアライズ団員と戦う千歌の姿だ。

ハーデリアの特性“いかく”で電光石火の被弾ダメージを抑え、“とっしん”でどうにか数匹目のコラッタを仕留めて吐息。
巻き込まれていた幼い少女と母親をどうにか助けて逃し、ふらついたハーデリアを傷薬で丁寧にケアして褒める。

「よしよし、えらいよハーデリア〜。まだ行ける?」
『ワウ!』

ポケモンと意思を確かめ合い、飛来するスピアーとの交戦に移行する。
良いトレーナーだ。良いトレーナー止まりだ。

その戦いぶりには穂乃果のような天性のものは感じられず、一生懸命に戦う凡人のそれでしかない。
まるで脆弱というわけでもないが、あんじゅから見れば哀れな獲物。

つい先日見かけた時も、あの少女が欲しくてたまらなかった。
着飾りメイクして楽しむ人形としては、磨けば光る原石といった雰囲気の千歌は最上の素体なのだ。

騒動の中にはぐれたのだろう、厄介そうな灰髪の友人の姿は近くに見当たらない。
あの灰髪と関わり合いになるのを嫌い諦めたが…今なら狩れる!


あんじゅ「ねえ、私と遊んでくれないかしら?昂っちゃって、体が疼いてたまらないの…!」

千歌「ううっ、新しい敵だぁ…がんばろ!ハーデリア!」

『ワフッ!!』


交戦…否、狩猟へ。
曜はまだ、それに気付けていない。



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