303:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:11:56.59 ID:ha7ZcpN9o
ずっとずっと、後塵を拝してきた。
周りからの認識は“曜ちゃんの友達”。あるいは“オマケ”。
曜ちゃんは特別だと、とってもすごいんだと、追いついたり越えたりなんて発想をいつからから、自分の心の中にある海、その深く深く底へと沈めてしまっていた。
でも違う、本当は!
千歌「曜ちゃんが怪我したのが悲しい…悔しいよ…!一緒に戦いたい!守られるだけじゃなくて…私も曜ちゃんを守りたい!!」
梨子「仲直りしなさい。このまま二人が決別するなんて許さない。私が死ぬ時は千歌ちゃんと曜ちゃんに挟まれて、満面の笑顔で大往生するの。それが今の…私の夢だから」
千歌「うん…うん…!!」
もう一人の親友が示してくれた道。
それは暗雲に覆われ、暗く閉ざされてしまっていた千歌の心へと差す、光り輝く一筋。
千歌は力強く頷き、梨子への感謝を胸に宿し、それとは別で気になる点をふと尋ねる。
千歌「ところで梨子ちゃんってレz…むぐっ…!!?」
電光石火。
梨子は千歌へ、さらに顔を近付けた。
それは互いの鼻が当たる距離、零距離、唇と唇が触れていて…
キス!!!
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