309:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:18:25.73 ID:ha7ZcpN9o
いつもの旅姿の感覚で思いっきり抱きついた穂乃果だったが、今はそれほど厚くない素材の病院着。
柔肌の感触に動揺しきっている海未から慌てて離れ、照れ隠しに頭を掻きながらへらりと笑う。
さて、この二人が会えば最初に浮かぶ話題は自然と一つ。
穂乃果「ことりちゃん、元気だったってね!」
海未「ええ…相変わらず、ちゃっかりとふんわりと」
海未は出来事の始終、ことりの様子、会話、格好から手持ちのポケモンまでを穂乃果へと語り聞かせる。
穂乃果は笑い、心配し、目を丸くしては歓声をあげる。その豊富なリアクションはいつだって海未の話の滑りをよくしてくれる。
滞りなく語り終え、「そっかぁ…」と穂乃果。
穂乃果「心配だったけど…うん、やっぱり、ことりちゃんなら大丈夫だよ」
海未「ええ、私もそう思いました。こんな時に言うべき言葉ではないかもしれませんが…少し、ほっとしました」
穂乃果「でも穂乃果にだけ会ってくれてないのはすごく不公平だから、ことりちゃんに会ったら一発パンチするんだ。ボスッ!って」
海未「こ、ことりにパンチですか?ことりは女の子ですが…」
穂乃果「ん…?穂乃果だって女子だよ!?」
海未「あ、いえ、そういう意味ではなくてですね、線の細さの問題というか…」
穂乃果「線が太いって!?まったく海未ちゃんってば、自分も女子なのにことりちゃんにはレディーファーストとか言いだしそうなとこあるよねー」
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