341:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:45:52.93 ID:ha7ZcpN9o
アローラ地方での動乱は、世間にその全容を知られていない。
しかし無論、国際警察は事態を把握済み。
その一件にポケモンの一種と分類されているUBが深く関わっていたため、各地のポケモン博士たちへも事のあらましは伝えられている。
真姫もまた若きポケモン博士、そのUB、ウツロイドが起こす現象を既に知っている。
真姫(ウツロイド、その特性は寄生と洗脳。人間を洗脳した事例があるそうだけど、その効果を上手く対ポケモン用へと作り変えてある…)
国際警察が所有しているウツロイドの体組織のサンプル、それと照らし合わせることで成分を分析したのだ。
それが把握できれば、いずれは対抗薬も作れるだろう。
どれだけ掛かるかはわからないが…問題はない。既に綺羅ツバサは獄中なのだから。
「はあ」と目頭を押さえ、細々とした文字を見つめた目疲れに真姫はパタリと大の字になる。
やたらにはしゃぐ絵里に呆れてみせたが、こうして寝そべり、畳の香りを嗅ぎながら木造りの天井を見上げてみると安らぎを覚える。
絵里とにこの二人も年上ながら、それなりに気の置けない仲。真姫からすればなかなか悪くないメンツと言える。
(日頃は研究所に篭りきりなんだし、エリーじゃないけど、少しくらい旅行気分でも大丈夫かもね?)と。
ふと、にこに目を向けると…
にこ「……」
真姫「にこちゃん、どうしたの?難しい顔して」
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