354:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 05:54:16.43 ID:ha7ZcpN9o
花陽「ん、凛ちゃん…?」
山のどこかに親友の悲鳴を聞いたような気がして、花陽はふっと顔を上げる。
けれ海未と希が同伴、危険があるとも思えない。
(うーん、気のせいかなぁ)と小首を傾げ、花陽の意識はすぐに足元へと戻った。
背中にはカゴを背負っていて、金属製のトングを片手にひょいひょいと拾っては集め、拾っては集め。
いっぱいに詰め込まれているのは季節の味覚、イガでいっぱいの栗!
『エルル!』
花陽「ありがとう、エルフーンさん♪」
『ディア〜』
花陽「ドレディアさんもありがとう♪」
手持ちのポケモンたちも花陽と一緒に栗を拾い集めていて、背中のカゴにはなかなかの速度で栗が貯まっていっている。
花陽「おいしそうだなぁ…茹でても蒸しても煎ってもいいし、お菓子にしてもいいし、それより何より栗ごはん…!
ツヤッツヤの新米と一緒に炊いて、ほかほかの湯気とほんのりとした上品な甘みと…はぁぁっ…!」
想像するだけで垂涎!
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