385:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 06:16:44.65 ID:ha7ZcpN9o
…
少し時を遡り、ミカボシ山の山中。
木々の隙間、拓けた平地にテントが一つ張られている。
そのすぐそばで揺れるオレンジの炎。立ち上る煙と暖かな芳香が、一帯にふわりと立ち込めている。
ダイヤ「ルビィ、千歌さん、できましたわよ!これぞ…黒澤家特製!おみおつけですわ!」
ルビィ「おみそしルビィ!」
千歌「ふわぁ、いい匂いだぁ…」
ダイヤ「こんなこともあろうかと味噌だけは持ち歩いていましたの!」
師弟トリオのキャンプ組。
三人は大自然の中たくましく、持ち運びしやすいキャンプ用の鍋で見事な一品を作り上げている。
その隣ではふつふつと熱され、蒸らしまでをきっちりと済ませた飯盒が。
開ければ新米の甘い香りが鼻をくすぐり、底を返せばおこげが香ばしく色を付けている。なんと担当はルビィ。姉の監督を受けながらではあるが、しっかりと炊飯を完遂!
ダイヤ「はじめチョロチョロ中パッパ、しっかり手順を守れましたわね。偉いですわルビィ〜」
ルビィ「えへへぇ…それに、千歌ちゃんのお魚も美味しそう!」
千歌「ふっふっふ、魚釣りなら高海千歌とエテボースにおまかせあれ!器用だから上手に捕まえてくれるんだぁ。ね、エテボース」
『キキッ!』
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