477:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:14:34.63 ID:ha7ZcpN9o
“ドラゴンクロー”、“じしん”、“ストーンエッジ”。
にこのフライゴンは物理型、鋭く舞っては木々に爪痕を残す。
同時にメガクチートも相変わらずの猛威を見せる。
特性は“ちからもち”、物理技の威力を埒外に高める強力な個性だ。
現状は完全な不利。
海未とジュナイパーは戦術を防戦へと移行していて、逃げながら好機を狙うつもりでいる。
にこ「ちょこまかと隠れて…」
海未(幸いにしてフィールドは夜の山、森林。闇影を利用する狙撃手のジュナイパーには有利に働く場です。しかし…)
にこ「言っとくけど、意味ないわよ。メガクチート!!」
『クチィッ♪』
そのタイプははがね・フェアリー。
メガクチートは外見だけを見れば小柄、妖精の類にも見えて愛らしい。
見ようによっては、にことも少し似ているかもしれない。
だが先述の特性にも現れている通り、その性格はなかなかに攻撃的!そして性能は輪を掛けて攻撃的!
ちんまりとした外見にはまるで見合わず、巨大な口が視界内のありとあらゆる物体を微塵に噛み砕いていく!!
それはもはやポケモンというより建機の類、海未とジュナイパーは隠れていた樹上から燻り出されて逃げ駆ける。
にこ「“ドラゴンクロー”!!!」
海未「……っ!」
空から降るフライゴン!
にこの指示に従い、猛烈な速度でジュナイパーへと鋭く迫る。
…が、ここに来て海未はわずかな落ち着きを取り戻している。
ことりを守りたいと願う同志、ジュナイパーの存在が心の支えになっている。
上からのフライゴンは読んでいた!
並走していた海未とジュナイパーはハンドサイン、息を合わせて互いの足裏を蹴る。勢いで真横へ急回避、フライゴンの一撃をやり過ごす!
海未「今です!ジュナイパー!」
『…………ホロロウ!!!』
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