494:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:23:33.32 ID:ha7ZcpN9o
真姫の指摘が図星だったのだろうか、にこはムッと鼻白む。
プイとそっぽを向き、小さく鼻を鳴らした。
にこ「……気のせいでしょ」
真姫「……にこちゃん、ありがとう。海未の迷いを晴らしてくれて」
にこ「まあ、ね」
ぽふり。真姫の頭ににこの手が乗せられる。
そのままワシャワシャと赤髪を撫で擦られ、真姫は思わず困惑に声を漏らす。
真姫「ヴェェ…っ?な、なにするのよ…」
にこ「真姫ちゃん、あいつら三人のために裏で色々頑張ってるでしょ。
ガッツリ恩着せてやりゃいいのに、そういうのを全部隠して…ったく、変なとこでカッコつけるんだから」
真姫「べ、別に。だからって、なんでにこちゃんに頭を撫でられなくちゃいけないの…」
にこ「頑張ってる奴は、誰かが褒めてやらなくちゃね」
真姫「………。ありがとう」
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