506:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:32:37.40 ID:ha7ZcpN9o
ことり(爪でルナトーンを倒して、翼か尾で希ちゃんを引っ掛ける。肩の辺りなら頭はぶつけないから大怪我はしない……ごめんなさい!)
希「……なーんて、勝った気になるんは気が早いよ?」
ことり「きゃあっ!?」
突如の衝撃。ボーマンダは驚いたような咆哮を響かせ、その体が前のめりに傾ぐ。
攻撃を受けたのだろうか。いや、希が動いた様子はない。
何かにぶつかった?何もない場所で?
否、そこには岩が浮いている。限りなく見えにくく偽装された岩が!
ことり(ステルスロック…!いつの間に!)
希(透視だなんだの少し前、長考が過ぎたんよ、ことりちゃん。仕込む時間はたっぷりあった)
尖った岩を宙に浮かせ、相手の出方を牽制するのがステルスロックという技だ。
そこに希はアレンジを加えている。エスパーポケモンたちの念動力で岩の周囲の屈折率を弄り、まさに名の通りのステルス性を付与している。
結果、生じるのは猛然の衝突!!
『グォォ…ッ…!!』
いくら高い耐久を誇る竜族、ボーマンダでも、そのダメージは免れない。
岩の硬度以外、ダメージの源は自らのパワー、傷を受けるのも当然だ。
呻き、倒れずも突進の勢いを殺されてフラフラと。
そして同時、ことりが衝撃を受けて宙へと投げ出されている!
希(危ないっ…けど、あの角度なら木に突っ込む。死にはしないはず…そこを捕まえればいいね)
戦闘の中にことりの心を修復しようと試みている希だが、拘っているわけでもない。
無力化できるならそれはそれでオッケー。自由を奪ったところで、じっくりとメンタルケアをしてあげればいいのだ。
そしてことりの細身が木々へと迫り…しかし落ち着いたまま、ことりはボールを開く。
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