529:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:53:34.39 ID:ha7ZcpN9o
グッと、海未は顔の横で握り拳を作ってみせる。
ことりは未だに驚きに硬直気味で、希もまたそんな様子に首を傾げずにはいられない。
希「あの、海未ちゃん、諸々の話の流れは理解してるん…?」
海未「ええ、二人の聞かせてもらいました。大方は」
希「聞いてって…海未ちゃんが来たの今やろ?」
海未「そうですね。が、私にはゲッコウガとの感覚リンクがあります。超感覚で聴力を強化していましたので」
希「なるほど、ソノダゲッコウガで…」
聞いていたのなら、あとは任せればいいかな。
そんな思いに、ようやく希の全身から力が抜ける。
幼馴染を懸命に留めてくれた希に深く、深く、心からの感謝の念を抱きつつ、海未はことりへと向き直る。
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