536:名無しNIPPER[sage saga]
2017/03/25(土) 07:58:48.52 ID:ha7ZcpN9o
…
穂乃果「がはっ!!」
凛「ぐにゃあっ!?」
夜天を仰ぐ。
大空洞の天蓋はデオキシスによってこじ開けられ、地下空間は一転、ミカボシ山に大きく穿たれたクレーターといった形状へと変化している。
死屍累々、穂乃果と凛のポケモンたちは既に半数以上が叩きのめされてしまっている。
穂乃果はガチゴラス、バタフリーにリングマが倒れ、加えてリザードンはここに落ちた時の傷で戦闘不能のまま。
凛はオンバーンにポワルン、ズルズキンの三体を既に倒された。
そして今、ポケモンのみならず二人までもが痛烈な念動波に打ち据えられ、地へと伏す。
穂乃果「つっ、よい…!」
凛「なんなの、こいつ…ヤバすぎにゃ…!」
二人は共にマルチタイプトレーナー、その実力はポケモンリーグへと挑めるレベル。
そんな穂乃果と凛が圧倒されてしまうほどに、上空を浮遊するデオキシスの戦力は圧倒的。
“野生ポケモン”で語れる枠を超越している。
触腕を軽く一薙ぎ、放たれるサイコエネルギーは暴威を成して地表を凹ませる。
二人はその範囲から辛うじて左右に跳びのきつつ、それでも波動の余波に内臓が軋む!
ダイヤ「穂乃果さん!凛さん!っ、この…わたくしのプリン…ではなくプクリン!“でんじは”ですわ!!」
『プクッ!!』
放たれる電力の波。ダイヤは手持ちの一体プクリンへと指示を下し、デオキシスを痺れさせることで戦線のペース掌握を狙っていく。
だが、デオキシスは瞬時、その姿を変性させる。
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